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祥福寺

■場所

兵庫県神戸市兵庫区五宮町

■札所

福原西国三十三ヶ所 第18番

■由緒

1685年、盤珪禅師を招いて開山とし、雲巌和尚が創建したお寺らしい。 創建当初は盤珪派の道場として隆盛を誇ったが、1830年に白隠下の黙伝和尚が現在地に移転してからは白隠下の禅の専門道場となったらしい。 1868年、神戸警備のために長州藩の兵・数100名がこの寺で過ごし、兵庫、神戸を護衛したらしい。 1953~1977年、山田無文が僧堂師家として多くの弟子を育てたことで有名なお寺らしい。

■参拝日

2019年3月22日

■日記

神戸八社巡りの途中に発見したお寺です。何も下調べなしで来てもここが禅宗だとわかるピリッとした空気感。 足音を立てて歩いちゃいけない、そんな気分にさせられるお寺でした。 境内には雲水さん(修行僧)がキビキビと修行に励んでおり、ふすまの奥から住職さん(多分)の指令が飛ぶ度に境内にとんでもない緊張感が走ってました。 それはまるで鎌倉か室町時代にタイムスリップしたかのような光景で、そこには平成感は全くない。 あまりにも自分が場違い過ぎて、もう変な汗が止まんない・・・久々にガチの禅空気を体感できました。 そんなこんなで参拝後、忍び足で境内を散策してたらお墓参りに来ていたお婆ちゃんに話しかけられました。 お婆ちゃんはこのお寺の事に詳しく、そして住職さんとも面識があるらしい。 しばし立ち話しをしていたら、立入り禁止的なエリアを案内してくれることに! 恐縮過ぎて何度も断りましたが、お婆ちゃんは『大丈夫、大丈夫』って(笑)そんなこんなで、突然やってきた平成感に腰くだけの安堵感。 って事で、お婆ちゃんの後を歩き裏山にある二重塔前へ。 二重塔前からは神戸市内が一望でき、キンキンに張り詰めていた心が一気に全開放!すんごい緊張と緩和! お婆ちゃんいわく、このお寺は厳しい修行で有名なお寺らしい。そんなこんなで、絶景を見ながら再び立ち話し。 お婆ちゃんは『住職さんのとこまで案内しようか?』的な事をおっしゃってましたが、今日は完全に気持ち負けしてるので、 そこは、そこだけは丁重にお断りしました!それくらい良い意味で恐さのあるお寺でした。お婆ちゃん、その節は本当にありがとうございました! 良い経験ができました!

■ご朱印■

ご朱印

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■境内入口■


到着!

■境内入口■


いきなり巨石の石積みに
圧倒されました

■山門■


建立年はわかりませんが
風格のある薬医門でした

■山門■


屋根瓦には
細川家の家紋である九曜紋
細川家と関係のある
お寺なのでしょうか

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■山門■


そんなこんなで
山門をくぐると

■門柱■


レトロな門柱灯が
神戸らしくてステキ

■手水鉢①■


ってか、写真じゃ伝わりませんが
境内は異常な緊張感に
包まれてました

■鐘楼■


とてもじゃなく
鐘を鳴らせるような
雰囲気じゃありませんでした

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■本堂■


臨済宗のお寺です

■本堂■


どうやら厳しい修行で
有名なお寺らしいです

■本堂■


玄関から撮影
雲水さんがキビキビと
修行に励んでおりました

■客殿(多分)■


玄関の感じからして
客殿と勝手に推測
観光寺じゃない為
とにかく何の説明もない・・・
よって、全ては推測っ!

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■僧堂(多分)■


消去法でいくと多分、僧堂

■僧堂(多分)■


このお寺は
修行僧の為の専門道場らしく
特別な修行期間中は
境内に入れない日があるらしい

■廊下■


二重塔などがある裏山へは
こちらから行ける模様

■廊下■


しかし無断通行禁止!
だがしかし、だがしかーし
お墓参りに来ていたお婆ちゃんに
半ば強引に誘われ
裏山に案内される
事後報告ではあるが
この事は帰り際に
雲水さんに告げました

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■圓通閣■


福原西国三十三ヶ所
第18番札所

このお寺が札所だという事を
この時初めて知る

■圓通閣■


扁額は1848年作

■地蔵堂■


オン カカカ
ビサンマエイ ソワカ

■地蔵堂■


オシャレでカッコいい扁額

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■伽藍堂■


扁額に伽藍神と
書いてありました
ちなみに伽藍神とは
寺院を守護する神のこと

■参道■


古瓦を敷き詰めた
参道を登ると

■二重塔■


1897年建立

■二重塔■


塔内には六角経蔵があり
経蔵の上には
観音さんがおられました

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■裏山からの景色■


二重塔前からは神戸市内を一望できる絶景が広がってました

■裏山からの景色■


ビル群を借景に

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■裏山からの景色■


昔と今が見事に調和
ずーーーーと眺めてたい風景でした

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■裏山からの景色■


ステキです

■裏山からの景色■


ステキです

■境内の風景■


手前 → 本堂
奥 → 僧堂(多分)

■境内の風景■


五宮神社から望む

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■手水鉢②■


写真じゃ伝わりませんが
結構デカかったです

■石灯籠①■


建立年は
確認できませんでしたが
結構古そうです

■石灯籠①■


6面なので六地蔵さんかなと
思いましたが

■石灯籠①■


4面でした
よって四地蔵

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■庫裏■


煙出しがカッコいい

南天聖紫観音菩薩


願文に仏暦2534年と
書いてありました
調べてみると
仏暦2534年 = 西暦1991年
のようです

■十三重塔■


どこかしら
中華チックな十三重塔

■石灯籠②■


こちらからの景色も
ステキでした