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ふくやま草戸千軒ミュージアム

■場所

広島県福山市西町

■概要

広島県福山市を流れる芦田川の河口に、鎌倉時代から室町時代にかけて約300年間存在した大規模集落。 草戸千軒町は、海上交通、河川交通、陸上交通の交流拠点として繁栄し、数多くの商工業者がいたらしい。 遠くは朝鮮半島や中国大陸とも交易していたらしい。 近くには草戸稲荷神社と明王院があり、その門前町としても繁栄していたらしい。 広島県福山市を流れる芦田川の中州とその周辺にある遺跡だが、 町がもともと中州にあったわけではなく、大正時代末期から昭和時代初期にかけての河川改修工事で川の流れを付け替えた結果、 遺跡の中心部が中州として孤立することとなったらしい。 1961年から30年以上にわたる大規模な発掘調査が実施され、 それまで知られていなかった中世の民衆生活の実態を物語る多くの出土品が発掘されたらしい。

■訪問日

2011年9月4日/2016年2月27日

■日記

名前にスター性がないからか、はたまたビッグネームがからんでないからか、いまいち知名度がないミュージアム。 ここの主役は、貴族でも武将でも英雄でも学者でもない。なんと庶民が主役!しかも鎌倉~室町時代の庶民! 今まで、それなりに国宝やら国重文やらの宝物を観てきたつもりだけど、ここの宝物は、他とは一味も二味も違う…庶民の生活用具が宝物なのだ! 農具、下駄、釣り針、木槌…and more。そのほとんどが国重文!その数、約3000!江戸の物ならよく見るけど、鎌倉ですよ!室町ですよ! 拝観中は、感動のウェーブと衝撃のイナズマと鼻息のハリケーンで心の辺りがビッグバーンでした! 草戸千軒遺跡、もはや発見されたことが奇跡!鎌倉~室町時代の庶民の日常が垣間見れる、ひじょーーーに貴重な博物館です。

■公式ホームページ

ふくやま草戸千軒ミュージアム - 広島県ホームページ >>

● 2階 常設展

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よみがえる草戸千軒


到着!

よみがえる草戸千軒


草戸千軒町とは
鎌倉~室町時代にかけて
約300年間存在した
大規模集落

よみがえる草戸千軒


そこから発掘された
膨大な数の出土品と
実物大で再現された
草戸千軒町の町並が
拝観できます

よみがえる草戸千軒


多くの生活用具が
発掘された事により
今まで知られる事のなかった
中世の人々の暮らしっぷりが
明らかになったという
非常に貴重な遺跡

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よみがえる草戸千軒


草戸千軒町の町並が
実物大で再現されてます

よみがえる草戸千軒


室町時代末期の
初夏とのこと

よみがえる草戸千軒


魚を物色中
遺跡からは
実際に食べた物の
残りカスも出土したらしい

よみがえる草戸千軒


洗濯物を望む
断片的な繊維製品も
出土したらしい

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よみがえる草戸千軒


町並みの様子

よみがえる草戸千軒


地蔵堂

よみがえる草戸千軒


とりあえず
オン カカカ
ビサンマエイ ソワカ

よみがえる草戸千軒


地蔵堂の隣には
宝篋印塔と五輪塔

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よみがえる草戸千軒


建物内部

よみがえる草戸千軒


結構、いい物
喰ってたんだなぁ

よみがえる草戸千軒


窓からの風景

よみがえる草戸千軒


窓からの風景

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よみがえる草戸千軒


コスプレコーナー
見本の写真の人
靴下履いてるんだが…
当時の人も履いてたのか…

よみがえる草戸千軒


そんなこんなで
コスプレしてみる

よみがえる草戸千軒


何だか
出勤前のお父さんみたい

よみがえる草戸千軒


完了!
もちろん靴下着用

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よみがえる草戸千軒


そんな事より
2930点の出土品が
国重文という!

よみがえる草戸千軒


ちなみに出土品の数は
わかってるだけで
50万点もあるという!
とんでもない数!

よみがえる草戸千軒


農具などなど
国重文

よみがえる草戸千軒


横杵と縦杵
国重文

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よみがえる草戸千軒


下駄
国重文

よみがえる草戸千軒


木槌
国重文

よみがえる草戸千軒


運搬用具
国重文

よみがえる草戸千軒


釣り針や浮き
国重文

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よみがえる草戸千軒


銭壺
国重文

よみがえる草戸千軒


銭の重さを
体験できるコーナー
結構なズッシリ感

よみがえる草戸千軒


宝篋印塔と五輪塔
国重文

よみがえる草戸千軒


懸仏
国重文

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よみがえる草戸千軒


双六の駒
国重文

よみがえる草戸千軒


サイコロ
国重文

よみがえる草戸千軒


1/60の町並み模型
室町時代中期~後期の
遺構をもとに復元

よみがえる草戸千軒


ちなみに撮影可なのは
このエリアまでで
隣の撮影不可のエリアでも
たくさんの出土品が
拝観できます

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発掘現場


草戸千軒の遺跡は
芦田川の中州で
発見されたらしい
現在、遺跡は治水工事で
掘削した為、残ってません

草戸千軒ミュージアム


くさどっきーと
せんちゃん

● 1階 京都 清水寺展 2011年9月24日~10月23日

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■広島県立歴史博物館■


2011年9月4日
清水寺展を見に行ってきました

■広島県立歴史博物館■


清水寺が所蔵する秘仏と寺宝を
多数、拝観してきました!

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■千手観音坐像■


鎌倉時代作 国重文
珍しい27面観音に感動!
~画像は看板より~

■千手観音像(お前立ち)■


江戸時代作
頭上に両手を伸ばしてます
清水型観音と呼ばれてます
~画像はポストカードより~

■十一面観音立像■


平安時代中期作 国重文
~画像はポストカードより~

■如意輪観音坐像■


鎌倉時代作
~画像はポストカードより~

● 1階 コレクション展1 2016年2月19日~3月27日

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■広島県立歴史博物館■


長年壊れたままに
なっていた阿弥陀如来坐像の
修復が完了し
一般公開がスタートしたらしい

■広島県立歴史博物館■


しかも!
写真撮り放題という
懐の深さ!

■阿弥陀如来坐像■


そんなこんなで
お言葉に甘えて撮りまくる

■阿弥陀如来坐像■


平安時代後期作
定朝様の
レベルハイな仏像さん

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■阿弥陀如来坐像■


広島県内にて
定朝様の仏像さんが
いること自体珍すぃ

■阿弥陀如来坐像■


阿弥陀さんが
おられた場所は長和荘という
皇室の荘園だったらしい
って事で
バリバリに京文化を受けた
レベルハイな定朝様が
この地に安置されてても
不思議ではないってことか

■阿弥陀如来坐像■


あまりに熱心に観賞してたら
職員さんがやってきて
仏像さんについて
色々と教えてもらえました
そして特別に真横から
拝観させて頂きました!
その節はどうも
有り難うございました!

■阿弥陀如来坐像■


そんなこんなで真横から!
ステキ過ぎます!

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■阿弥陀如来坐像■


いやはや極幸!

■阿弥陀如来坐像■


ってか、
バラバラになってたとは
思えないくらい
レベルハイな修復力

■阿弥陀如来坐像■


いやはや極幸!

■阿弥陀如来坐像■


いやはや極幸!

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■阿弥陀如来坐像■


ちなみに台座は
江戸時代作で
もとは違う仏像さんが
乗っていたらしい

■阿弥陀如来坐像■


よくこの状態から
復活できたなぁ

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■菅茶山と文人文化■


菅茶山は
江戸時代後期の教育者&
儒学者&漢詩人

■菅茶山と文人文化■


もちろん撮影可
この博物館、懐深すぎ君

■菅茶山と文人文化■


菅茶山関係の資料を
お腹一杯になるまで拝観

■菅茶山と文人文化■


国重文だらけでした