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向源寺(渡岸寺観音堂)

■場所

滋賀県長浜市高月町渡岸寺

■由緒

736年、都に疱瘡が流行し死者が相次いだので、聖武天皇は泰澄に除災祈祷を命じたらしい。 泰澄は十一面観音を彫り、光眼寺を建立し息災延命、万民豊楽の祈祷を行い、その後憂いは絶たれたらしい。 以来、病除けの霊験あらたかな観音像として、信仰されるようになったらしい。801年、比叡山延暦寺の開祖・最澄が、勅を奉じて七堂伽藍を建立したらしい。 1570年、浅井・織田軍の戦火により堂宇が焼失したらしい。 観音を篤く信仰する住職・巧円や近隣の住民が、観音像を土中に埋蔵した為、観音像は戦火から免れたらしい。 この後、巧円は浄土真宗に改宗し、光眼寺を廃寺とし、向源寺を建立したらしい。

■参拝日

2011年12月30日

■日記

第19回・青春18切符の旅! 午前中に訪れた三井寺が、まさかの休観日で仏像拝観ができなかった為、『本日は仏像を拝観できますか?』と事前に電話確認して渡岸寺に向かいました! アルクルメン、初の事前確認!人生初の試みだったので、ちょっと緊張しました! そんなこんなで、青春18切符をフルに活用すべく、長浜市までやってまいりました!大雪です! 数年ぶりに見る白銀の世界に子供のようにはしゃいでしまいました!アラレちゃん走りをしてしまうほどに(マジ)。キーーーンって。童心に戻っちゃいました。 白銀の世界を見た瞬間、本日の旅の成功を確信しました!(三井寺に続き、本日2度目の確信) そんなこんなで、JR高月駅から徒歩10分、渡岸寺に到着!この渡岸寺では国宝・十一面観音さんを拝観できるという! ご存知の通り、十一面観音さんの頭上には10~11個の顔があります。ご存知の通り、十一面観音さんの後頭部には『暴悪大笑面』という爆笑した顔があります。 今まで、いろんな十一面観音さんにお会いしてきましたが、絶対に背後を見せてくれなかった十一面観音さん。 しかっし、ここの十一面観音さんは後姿を見る事ができ、後頭部にある暴悪大笑面を見る事ができるというっ!!!そして見てきました、暴悪大笑面をっ! 感動です、確かに笑ってました!暴悪大笑面の感動もさることながら、素人目で見ても像のバランス&プロポーションがすんごく美しかったです! 通常、仏面は全て頭上にあるのですが、この十一面観音さんの仏面はデカ過ぎるため、 頭上に乗らなかった2面は顔の側面にあるという珍しさっ!いやはや、何時間でも見ていたいし、何周でも回っていたい。 できればアラレちゃん走りで周り続けたい。しかし、無常にも拝観終了の16時に。また来たいです! あっ、あと浄土真宗なのにご朱印が頂けるのが珍すぃと思いました!

■ご朱印■

ご朱印

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■JR高月駅■


第19回 青春18切符の旅!



JR高月駅から徒歩10分

■仁王門■


到着!



国宝・十一面観音さんが
おられます!

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■仁王門■


浄土真宗のお寺です
浄土真宗に仁王門って珍すぃ

■仁王門■


仁王さん 吽形

■仁王門■


仁王さん 阿形

■仁王門■


吽形・阿形ともに
平安時代前期作

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■仁王門■


仁王門をくぐると

■参道■


■参道■


参道から仁王門を望む

■手水舎■


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■本堂■


工事中でした

■本堂■


勇ましい屋根瓦

■本堂跡■


■埋伏地■


織田軍と浅井&朝倉軍の
兵火から逃れる為
観音さんを土に埋めた場所

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■収蔵庫■


国宝・十一面観音さんなどが
拝観できます

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■十一面観音立像■


平安時代初期作 国宝
~画像はポストカードより~

■十一面観音立像■


後姿がめちゃ美しい
~画像はポストカードより~

■十一面観音立像■


暴悪大笑面を
見る事ができます
~画像はネットで拾いました~

■大日如来坐像■


国重文
~画像はポストカードより~

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■JR高月駅■


この高月地区には
びっくりするくらい多くの
観音さんがいるという事を
帰りの駅で知りました!

■JR高月駅■


こんなにもっ!

■JR高月駅■


毎年8月の第1日曜日に
開催される
『高月観音の里ふるさとまつり』で
高月近辺の仏像が
一斉にご開帳されるらしいです!

■JR高月駅■


また来なくてはっ!

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■JR高月駅■


手と手を合わせて幸せ



久々に見る雪景色に
感動した1日でした!