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常国寺

■場所

広島県福山市熊野町

■由緒

戦国時代、渡辺兼(山田渡辺氏)が沼隈半島一帯を領有していたらしい。 渡辺兼は、若いころ京で日親上人の説法に感動して帰依していたらしい。その後、国に戻ると付近で辻説法をする老僧のことを聞いたらしい。 これが日親上人であるとわかると、渡辺兼は日親上人を居館へ招き、寺院建立を願い出たらしい。 そんなこんなで、1486年、日親上人を開山として建立されたお寺らしい。 1576年、織田信長に追われて逃れてきた室町幕府15代将軍・足利義昭が毛利元就の庇護の下、鞆幕府を開いたらしい。 この鞆幕府の所在地となったのが渡辺氏の一乗山城で、渡辺氏の菩提寺であった常国寺も幕府の重要な政務機関となったらしい。 足利義昭は渡辺氏の格別の働きに感謝し、白傘袋と毛氈鞍覆の使用を許し守護大名格としたらしい。この際、唐門を贈ったらしい。 渡辺氏はこれを将軍門と名付け現在でも市重文として残っているらしい。そんなこんなで、足利義昭ゆかりの品が数多く残されているお寺らしい。

■参拝日

2013年9月16日

■日記

沼隈半島の山中にある、常国寺に到着! このお寺、京を追われて逃れてきた室町幕府15代将軍・足利義昭にゆかりがあるお寺との事で、境内の至る所に足利家の家紋がありました。 足利義昭はこの地に鞆幕府を開き、3年間滞在したとのこと。そんな歴史浪漫こて盛りのお寺。 そんなこんなで、お寺の方に案内され本堂へ。堂内には、常国寺からほど近い場所にあった一乗山城の城主・渡辺氏の像や、 オッパイがイッパイ奉納された鬼母神像や、拷問にあう日親上人が描かれた絵巻などがガイド付きで拝観できました! お寺の方いわく、裏山には将軍塚があるとの事。なもんで、寄り道がてら将軍塚に行こうと思ったのですが、 お寺の方の『マムシがいるかも』という発言に、即答で『NO』と返答。ヘビ、怖い。 そんな事より、お寺の方いわく、この常国寺は備後三山の1つらしい。って、備後三山ってなんじゃ??? 身を乗り出すほどに、めちゃ興味しんしんで備後三山について教えてもらいました! って事で、当初の予定を変更して、急遽、備後三山巡りをする事にしました!

■ご朱印■

ご朱印

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■境内入口■


到着!

■仁王門■


日蓮宗のお寺です

■仁王門■


■仁王門■


屋根瓦には足利家の家紋

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■仁王門■


南無妙法蓮華経
COOLなデザインです

■仁王門■


仁王さん 吽形

■仁王門■


仁王さん 阿形

■仁王門■


仁王門をくぐると

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■参道■


■竹之坊(顕壽寺)跡■


参道途中には
塔頭跡がありました

■参道■


階段を上ると

■山本坊跡■


再び、塔頭跡

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■唐門(将軍門)■


1688~1703年再建

■唐門(将軍門)■


蟇股

■唐門(将軍門)■


説明板に
桐文薄肉彫りはすばらしく
珍しいものである
と書いてありました

■唐門(将軍門)■


唐門(将軍門)をくぐって

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■唐門(将軍門)■


振り返る

■唐門(将軍門)■


ステキです

■手水舎■


■鐘楼■


ステキです

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■本堂■


■本堂■


堂内にて
一乗山城の城主・渡辺氏の像や
拷問にあう日親上人が
描かれた絵巻などを拝観

■本堂■


蟇股

■本堂■


SO COOL

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■庫裏■


■庫裏■


足利家の家紋が印象的

■庫裏■


蟇股

■庫裏■


屋根が可愛い

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■宝蔵■


■宝蔵■


多分、休憩室

■日親上人像■


日親上人は
幕府から迫害を受け
焼けた鍋を頭に乗せられる
拷問にも屈さなかったことから
『鍋かぶり』の伝説を持つ

■頂き物■


お菓子を頂きました

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■一乗山城跡■


お寺の前には
水源地があります

■一乗山城跡■


真ん中のモッコリした山が
一乗山城跡らしい

■仁王門と水源地■


バスがいそうな雰囲気

■水源地前からの風景■


のどかです