■場所
島根県隠岐郡隠岐の島町池田風呂前
■由緒
741年、聖武天皇の発願のもと、全国に建立された国分寺の1つらしい。
867年、隠岐国は出雲国、石見国、長門国、伯耆国と共に新羅に近いという事で八幅四天王像が送られ、新羅の調伏の道場という役割を担ったらしい。
1331年、元弘の乱で鎌倉幕府の倒幕に失敗した後醍醐天皇が、1332年、隠岐に配流された際、このお寺を行在所としたらしい。
しかし、西ノ島町の黒木御所も後醍醐天皇の行在所とされている為、どちらが本当の行在所かは定かではないらしい。
1869年、隠岐廃仏騒動の際、隠岐の寺院は全て焼失してしまったらしい。
2011年、奈良時代の遺構&遺物が発見され、現在も発掘調査が行われているらしい。
■参拝日
2018年9月22日
■日記
隠岐といえば島流しの定番地!この隠岐国分寺は隠岐に島流しにあった後醍醐天皇の行在所となったお寺らしい!
しかし、お隣りの島・西ノ島に鎮座する黒木神社も後醍醐天皇の行在所といわれており、
結局のところ現段階ではどちらが本当の行在所だったかは定かじゃないらしい。
後日、西ノ島の黒木神社にも行ってみたのですが、なーんとなく黒木神社の方がそれっぽいかな~と、なーんとなくですよ、そう思ったんです。
後醍醐天皇は島流しにあった1年後に船で島を脱出するわけですから、
内陸部にある国分寺よりも海が極近の黒木神社の方が逃げ易いかなと、なーんとなくですよ、そう思ったんです。
しかしですよ、いくら罪人とはいえ、天皇さんをわずか十数坪の極狭台地に住まわす黒木神社説も無理があるような。
私の極浅知識では答えは出ない。この際、どっちも正解にしちゃいましょう。
国分寺の住職さんも黒木神社の管理人さんもメチャクチャ良い笑顔でメチャクチャ良い人だったから、
正解が出た時にガッカリした顔を見たくないから、だから両方行在所にしちゃいましょう!
そうすれば、みーんな笑顔で隠っ岐っ岐~(ウッキッキ~風に)・・・って、何この日記w発想が5才児!
読み直して赤面したわぃ!(でも書き直さない)
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■境内入口■
到着!
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■境内入口■
境内は国の史跡に 指定されております
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■弘法大師像■
南無大師遍照金剛
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■参道■
ガラーンとした参道
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■山門■
真言宗のお寺です
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■山門■
隠岐に流された 後醍醐天皇の行在所 となったお寺です
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■山門■
山門には菊と桐が 合体した高貴な寺紋 11弁の菊紋といえば 国会議員の 議員バッヂのイメージ・・・
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■山門■
そんなこんなで 山門をくぐると
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■手水鉢■
背筋ピーンの龍
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■鐘楼■
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■本堂■
2007年の火災後 2014年に再建
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■本堂■
ご本尊は釈迦如来さん
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■後醍醐天皇行在所の碑■
1331年の元弘の乱で 鎌倉幕府の倒幕に失敗し 翌年隠岐に流された 後醍醐天皇の行在所跡 しかし1年後 名和氏の援助を得て 隠岐から脱出に成功!
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■後醍醐天皇行在所の碑■
隠岐の島は 江戸時代中期、一般の罪人が 流されるようになるまでは 天皇や公家などの 政治犯の配流地だったらしい
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■旧本堂跡■
廃仏毀釈で 焼失した本堂跡 本堂裏にありました
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■旧本堂跡■
後醍醐天皇の行在所は ここか島前の黒木御所か・・・ どちらとも行在所になった 可能性もあるだろうし どうにもこうにも歴史浪漫
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■発掘調査の様子■
2007年の本堂焼失に伴い 2009年から発掘調査が 実施されているらしい
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■発掘調査の様子■
その際、柱が腐らないように 柱の根元に瓦を巻いた 根巻瓦が発見されたらしい
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■発掘調査の様子■
根巻瓦は全国に例がなく 隠岐国分寺独自の技法らしい
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■発掘調査の様子■
その他、奈良時代の瓦などが 大量に出土したらしい
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■地蔵堂■
本堂跡の裏にあります
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■悲しみの石仏■
1869年、隠岐廃仏騒動の際 無惨にも壊されてしまった 石仏群・・・
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■悲しみの石仏■
井戸や道端に 捨てられていたらしい ・・・痛々しい
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■悲しみの石仏■
どの石仏さんも アイコラに失敗した パターンの容姿で とても気の毒でした
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■お地蔵さん(多分)■
その中で 1番気の毒なのがこのお方
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■お地蔵さん(多分)■
もはやアイコラに失敗した というレベルじゃなく 頭も胴体も台座も 多分、全て別々の物と思われます
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■お地蔵さん(多分)■
下半身は 見つからなかったのか・・・ 切ない・・・
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■お地蔵さん(多分)■
しかしながら とても人間っぽい後頭部 もしかして・・・ お地蔵さんじゃないかも?
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■王城鎮護社■
地蔵堂を過ぎた所に鎮座
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■王城鎮護社■
後醍醐天皇像を祀る
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■王城鎮護社■
神馬にまたがった 後醍醐天皇像を祀る
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■後醍醐天皇■
後醍醐天皇は鎌倉時代後期から 南北朝時代初期にかけて 活躍した第96代天皇 ならびに南朝の初代天皇 鎌倉幕府を倒す計画が バレて隠岐に島流しにされる 1年後、島を脱出し 建武の新政を開始 楠木正成ら武士の力により 倒幕に成功! しかし倒幕に協力した 武士の扱いをないがしろにした為 足利尊氏などの武士が反乱 後醍醐天皇は奈良の吉野に逃れる そんなこんなで 奈良の南朝と京都の北朝 いわゆる南北朝時代に突入 しかし間もなく 京都奪回を遺言して崩御
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■蓮華会之館■
隠岐国分寺に 平安時代から伝わる蓮華会舞や 後醍醐天皇の資料などを 展示する施設
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■蓮華会之館■
蓮華会舞の舞台
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■蓮華会之館■
蓮華会舞のお面 小島だよっ!という ツッコミが聞こえてきそうな
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■蓮華会之館■
境内から発見された 奈良時代の瓦
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■境内の風景■
参道から山門方面を望む
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■境内の風景■
山門から望む
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■五体面■
島の名所には 水木しげるさんの妖怪が 点在しまくってます このお寺には五体面
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■五体面■
顔から手足が生えていて カニのような歩き方をする いたずら好きな妖怪で 意中の人と ご対面できるという 効能があるらしい ドラフト前の球団職員は 是非っ!
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■モーモードーム■
お寺の隣りには 観光用の牛突きを観戦できる モーモードームがありました しかし観光牛突きは 毎日行われてるものじゃないので 開催日は事前にチェックして 行った方がよさそうです! って、余計なお世話ってか!
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■隠岐牛突き大会■
そのんな事より隠岐牛突きは 1221年、隠岐へ配流となった 後鳥羽上皇をお慰めする為に 島の人々が始めたのが 始まりらしい
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■隠岐牛突き大会■
雄牛同士がぶつかり合い どちらかの牛が逃げ出すまで 試合が続くというルール 勝った牛は横綱として 敬意を払われるが 負けた牛は売られるか 肉用牛としての道を歩むらしい ・・・ガチのマジじゃん! ちなみにモーモードームで 行われる牛突きは 観光牛突きなので 勝負をつけることが 許されてないらしい なもんで 引き分けにて行うらしい
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■隠岐牛突き大会■
ちなみに本日は 観光牛突きの開催日でしたが 試合開始が午前9時! この島に着いたのが 午前11時だったので 余裕でアウト! いつか機会があったら 観戦してみたいです
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■ローソク島■
夕日が先端に重なった時に ローソクに火が灯ったように 見える事から ローソク島と呼ばれてます 上手いこと名付けたなぁ!
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■ローソク島■
これが
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■ローソク島■
こうなって
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■ローソク島■
こうなったという! 地球ってスゲー!
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■ローソク島■
ちなみに船上からしか 点火したローソク島は 見えないらしい! ちなみに私は レンタカーの返却時間が 夕日前なので見る資格なし!
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■ローソク島■
しかしながら 隠岐のシンボル的スポットなので 点火してなくても やはり見ておきたい! そんなこんなで展望所に 来てみたのですが・・・
小っっっさっ!
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■ローソク島■
近くにいたオジさんが言うには 第二展望所まで行けば
かなり間近で見えるよっっっ! との事っ!
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■ローソク島■
って事で、第二展望所まで 行っちゃおぉぉぉう! ちなみに 第一展望所 標高180m 第二展望所 標高40m 距離は840mで 行きは20分、帰りは45分 という道のりらしい
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■ローソク島■
そんなこんなで お決まりの杖ショットを撮影し いざ下山っ!
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■ローソク島■
グングンと下って行きます
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■ローソク島■
下って下って・・・
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■ローソク島■
青木っ!
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■ローソク島■
絶景を見ーの
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■ローソク島■
残り200mを過ぎーの
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■ローソク島■
下って下って
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■ローソク島■
下りきると
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■ローソク島■
到着ーーーーーっ! ・・・・って
小っっっさっ! えっ、ウソでしょ!オジさん、話し盛りすぎっwwwww! 笑ってまうわ、こんなのwwwww! 相当、笑いました!楽しい時間をありがとう、オジさん!
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■ローソク島■
遠くからじゃわかんないけど こう見えて 高さは20mもあるという!
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■ローソク島■
こんな事や
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■ローソク島■
こんな事をして遊ぶ
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■ローソク島■
そして青木っ!
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■ローソク島■
リュックから 単眼鏡を取り出したら イヤホンが絡みついてて グチャグチャだった
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■ローソク島■
モアイみたいな岩を発見!
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■ローソク島■
そんな事より青木っ!
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■ローソク島■
それにしても超絶景でした! ローソクは小さかったけど 絶景が見れたので大満足です!
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■ローソク島■
帰り道は地獄の登山です! 遊び疲れというか 青木疲れでヘトヘトだぁ
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■ローソク島■
そんなこんなで無事帰還 すっかり青木に飽きている・・・
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