■場所
京都府京都市西京区大原野小塩町
■札所
西国三十三所 第20番/神仏霊場巡拝の道 第85番/京都洛西観音霊場 第1番
■由緒
1029年、源信の弟子・源算が創建したお寺らしい。
1034年、後一条天皇が鎮護国家の勅願所に定め、良峯寺の寺号を下賜したらしい。
1192年、後鳥羽天皇が善峯寺の宸額を下賜したらしい。
青蓮院から多くの法親王が入山した為、西山門跡と呼ばれたらしい。室町時代、52の僧坊を有する大寺院だったらしい。
1467~1477年、応仁の乱で伽藍が焼失したらしい。
江戸時代、桂昌院が再興したらしい。
■参拝日
2015年2月21日
■日記
本日はあべのハルカス美術館で開催されている高野山の名宝展を観に行きます。とその前に、お寺巡り!
そんなこんなで、あべのハルカスとは見当違いも甚だしい距離&方角に位置する善峯寺に到着!県またいじゃったよ!
そんなこんなで、効率を完全無視した乱暴な行程で旅をしてきました!そんな事より、全長約40メートル、樹齢約600年の遊龍の松に感動しました!
1年でどんくらいのペースで伸びるのかわからんないけど、松も人もよく頑張ったなぁって思う。
生きてる限り伸び続けるんだろうから、10年、100年、1000年、伸び続けて欲しい。
幸いな事にめちゃ広大な境内だから、どんなに伸びても誰にも迷惑かけないから。
たまに民家の玄関先で道にはみ出るまで松を伸ばしてる人がいるけど、あれは切らないとダメだぁ。道はみ出ちゃったらダメだぁ。迷惑かけちゃダメだぁ。
そんなこんなで参拝後、三鈷寺 → 十輪院を参拝した後、あべのハルカス美術館に行ってきました。
■公式ホームページ
京都・西山 西国第二十番札所 善峯寺 >>
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■仁王門■
到着!
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■仁王門■
1716年建立
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■仁王門■
善峰観音宗という 天台宗系単立寺院らしい
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■仁王門■
組物
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■仁王門■
仁王さん 吽形 鎌倉時代作
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■仁王門■
仁王さん 阿形 運慶作らしい 源頼朝が寄進
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■仁王門■
仁王門をくぐると
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■参道■
参道の真ん中には 青銅製の八角燈籠
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■燈籠■
ステキだったので しばらく燈籠観賞
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■燈籠■
四方面に四天王さん(多分)
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■燈籠■
ステキです
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■手水舎■
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■観音堂(本堂)■
1692年建立 桂昌院が寄進
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■観音堂(本堂)■
西国33所 第20番
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■観音堂(本堂)■
龍の彫刻
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■観音堂(本堂)■
馬の立体絵馬
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■鐘楼■
1686年建立 桂昌院が寄進 徳川第5代将軍 徳川綱吉の厄年に 寄進したことにより 厄除けの鐘と 呼ばれてるらしい
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■護摩堂■
1692年建立
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■護摩堂■
桂昌院が寄進
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■護摩堂■
五大明王を安置
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■多宝塔■
1621年建立
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■多宝塔■
国重文
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■多宝塔■
ステキです
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■多宝塔■
垂木と組物
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■多宝塔■
蟇股
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■多宝塔■
力士
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■多宝塔■
遊龍の松と多宝塔
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■多宝塔■
経堂と多宝塔
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■経堂■
1705年建立 桂昌院が寄進
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■経堂■
中国南北朝時代の僧 傅大士像を安置
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■経堂■
落書き天国に なってました
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■経堂■
WAOっ
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■遊龍の松■
樹齢約600年 国の天然記念物
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■遊龍の松■
全長37m
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■遊龍の松■
最長期は 全長約50mもあったらしい
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■遊龍の松■
しかし1994年 松食い虫の被害により 15mほど切断したらしい
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■遊龍の松■
よっしゃ、パノラマの出番じゃ! パノラマでも入りきらなかったという長さ! とても1本の木とは思えないワイド感 ワイドにワイルドに伸びてます
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■鎮守社■
十三仏堂、弁財天堂 毘沙門堂、護法堂が並ぶ
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■鎮守社■
全て1692年建立
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■桂昌院廟■
1705年建立 桂昌院の遺髪を埋葬 桂昌院は 徳川第5代将軍 徳川綱吉の生母
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■歴代親王廟■
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■幸福地蔵■
白山 桜あじさい苑を 見下ろせる展望所 みたいな建物
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■幸福地蔵■
懸造りになってます
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■幸福地蔵■
江戸時代作
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■幸福地蔵■
優しいフォルム
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■地蔵堂■
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■地蔵堂■
古そうな お地蔵さんを安置
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■地蔵堂■
お地蔵さんの 頭上には観音さん しかも清水型! こりゃ珍すぃ
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■大師堂■
弘法大師像を安置
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■境内の風景■
めちゃくちゃ 広大な寺領です
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■白山 桜あじさい苑■
オールブラウン いわゆるシーズンOFF
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■けいしょう殿■
見上げると 山の上にけいしょう殿 という展望所
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■境内の風景■
ステキなお寺でした
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