■場所
岡山県赤磐市石上
■由緒
創建年は不詳らしい。
日本書紀によると、素盞嗚尊が八岐大蛇を斬った時に使用した十握剣(布都御魂)を祀ったのがこの神社の始まりらしい。
崇神天皇の時代、十握剣は奈良・石上神宮に移されたらしい。
927年に編纂された延喜式神名帳では小社に列し、備前国総社神名帳では128社中2位に正二位布都魂神社と記載されているらしい。
1669年、岡山藩初代藩主・池田光政が山頂の磐座にあった小祠を造営復興し、
1674年に岡山藩2代藩主・池田綱政が社領を寄進したらしい。そして1710年に社殿を造営したらしい。
1873年、ご祭神を布都御魂(十握剣に宿る神)から素盞嗚尊に変更したらしい。
1907年、山頂の社殿が焼失したらしい。1915年、大松山の中腹に現・社殿を再建したらしい。
備前国一宮らしい。
■参拝日
2018年12月23日
■日記
備前国一宮ということで、寺社巡り1年生の時からずっと気になっていた神社であります、石上布都魂神社。
こっち方面にはなかなか行く機会がなくずっと先延ばしにしたまま10年が過ぎました!
特に意味はないのですが、平成の世のうちに参拝しておきたいという気持ちが強かったので、本日10年越しの念願を達成させました。
石上という名前を見て連想するのは、やはり日本最古の神社・石上神宮。
実は石上神宮の御神体・十握剣は、もともとはこの神社の御神体だったんだと!って事で、この神社は石上神宮の前身といってもいい超古社!
ちなみに御神体・十握剣は、スサノオがヤマタノオロチを退治した時に使った剣です!神話浪漫ビンビン!
それにしてもおかしい・・・この神社は日本最古の神社・石上神宮より前に存在していたはずなのに、なぜ最古じゃないのか・・・むむむ。
そんな事より、山頂付近にある巨大な磐座に大感動したひと時でした!古代浪漫ビンビン!
古代からずっと信仰されてる岩なんですから、それはもうとんでもないパワーストーン、いやパワーロックに違いない!
磐座はガッチガチの禁足地のため触る事はできませんが、
磐座の前で両手を広げてパワーチャージをしてきました。
参拝後、宮司さんの奥様と長話し。磐座で感動した事を伝えるとすごく喜んでくれました。
ほんでもって、在庫処分的に大根とカブを頂いたところで2018年の寺社巡りは終了!今年もたくさんのステキ寺社に出会えて有難き幸せ!
ちなみに石上布都魂神社と書いて『いそのかみふつみたま神社』と読みます。いつまで経っても覚えられない!
そんなこんなで、皆さん、良いお年を!
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■境内入口■
到着! 備前国一宮
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■石灯籠①■
1845年建立
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■石灯籠(?)②■
古代感があって ステキ過ぎます
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■参道■
とても一宮とは思えない 野性味のある参道
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■参道■
そんなこんなで 駐車場から2~3分ほど 山を登ると
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■手水舎■
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■狛犬①■
建立年は 確認できませんでした
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■狛犬②■
それにしても 細長~い狛犬だなぁ 細い石から彫ったんだろうなぁ とか思いつつ
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■拝殿■
素盞嗚尊を祀る 1915年再建
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■拝殿■
素盞嗚尊が 八岐大蛇を斬った時に 使用した十握剣(布都御魂)を 祀ったのが始まりという 神話浪漫ビンビンの超古社
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■拝殿■
石上布都魂と書いて 『いそのかみふつみたま』 と読みます 覚えても5分後には 忘れてしまう悲しい脳
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■拝殿■
木鼻 とてもシンプルな木鼻 一宮にしては素朴過ぎる社殿
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■本殿■
1915年再建 小さな流造の本殿
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■本殿■
獅子と獏の木鼻
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■本殿■
なぜか高欄だけ クリーム色に塗られてました
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■稲荷社■
宇迦之御魂神を祀る
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■本宮・磐座の参道入口■
そんなこんなで 大松山の山頂にある 本宮・磐座に向けて プチ登山開始!
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■意志の坂道■
54段の階段は 全て高さ&奥行が違い 不浄な者の入山を拒むかの様な 造りになっております
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■本宮・磐座の参道■
余計なお世話ですが 足元の悪い岩道があるので それなりの靴を履いてた方が 安全です
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■命様の磐■
説明板には 今でも命様が天界より パワーを頂上に集結中 と書かれておりました 早く頂上の磐座で パワーチャージがしたい!
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■本宮・磐座の参道■
参道脇には命様の像が! お地蔵さん的に登山者の安全を 見守っているのでしょうか
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■置き磐■
しばらく登ると 無数の石が積まれた スポットに到着
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■置き磐■
石やら葉っぱに隠れて 説明文が読めない・・・ 下手に石を動かすと 石積みが崩れて 世界規模で天変地異や疫病流行 さらには怨霊の復活などの祟りが 起こっちゃうかも知れない!
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■置き磐■
って事で、意味もわからず とりあえず石を置いて進む
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■本宮・磐座の参道■
ちなみに 結構、ルンルンの登山です
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■本宮・磐座の参道■
とか言いつつ 地面が濡れてて ちょっとツルっとしましたが
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■本宮・磐座の参道■
参道からの景色 天気がいい日は岡山市内 小豆島、さらには高松市まで 望めるらしい
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■本宮・磐座の参道■
そんなこんなで テクテク登ると
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■本宮・磐座の鳥居■
鳥居に到着!
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■本宮・磐座の鳥居■
ここから一気に 空気感が変わります
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■迫龍の階段■
44段+18段の階段を 上りきって振り返ると 階段が龍の姿に 見えるという
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■迫龍の階段■
そんなこんなで振り返る おぉ~確かに 言われてみれば龍っぽい
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■本宮・磐座■
そんなこんなで 本宮・磐座に到着!
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■本宮・磐座■
磐座の前には 小さな社が建ってました
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■本宮・磐座■
もともとこの地には 1669年、岡山藩初代藩主 池田光政が造営復興した 立派な社殿があったようです
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■本宮・磐座■
どうやら 1669年に造営した社殿は 1910年に焼失して しまったらしい かつては本殿、幣殿、拝殿 神楽殿があったようです
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■本宮・磐座■
そんなこんなで はいドーン! 大松山の山頂部に 露出した巨大な磐座 石上布都魂神社のご神体です
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■本宮・磐座■
ちなみに 磐座の周辺には結界が張られ 禁足地となっております 禁足地と言われると 余計に神々しく思えてしまう
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■本宮・磐座■
古代信仰を伝える貴重な遺跡 いわゆる古代の祭祀場です すなわち 神社の原始的な形態です
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■本宮・磐座■
おそらく何千年もの間 拝み倒された磐座 この磐座には何千年分もの念が 凝縮されてるに違いない その歴史に私も加われた事が ちょっぴり嬉しい
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■本宮・磐座■
磐座祭一人一石祈祷黒石と 書かれた石標
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■本宮・磐座■
石標の周りには たくさんの石が置かれてたので 意味もわからず とりあえず石を置く・・・ 今日はやたらと 意味もわからず石を置いている
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■本宮・磐座■
もしかして! 誰かここで祭祀したのか! とてもミステリアスだ!
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■本宮・磐座■
それにしても おじさん感動したなぁ 今まで拝見してきた磐座の中で 1番グッときました
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■本宮・磐座■
歳をとってしまったからか、はたまた若返って感性が豊かになったのか 最近はこういったシンプルな物に浪漫を感じるようになりました いやはや感動!
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■休憩所■
休憩所には御朱印&御守の 自動授与機がありました
神社の方に聞いたところ 非常に交通の便が悪いうえ 宮司さんが不在になる事が 多々あるとのことで せっかく 参拝に訪れてきてくれた人に 申し訳ないという気持ちで 設置されたとのことです! 決して神社側の横着で 設置した物ではございませんよん
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■休憩所■
実際、交通の便はすごく悪いです バスがないので車以外の方は 最寄りのJR・金川駅から 徒歩かタクシーとなります 多分 ざっくり8~9kmあるかと!
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■休憩所■
せっかく来たのに 宮司さんが不在で 御朱印が頂けずーーーっ! とならない為の配慮! とてもステキだなぁと思いました
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■社務所■
ちなみに 宮司さんがおられる時は 手書きの御朱印を頂けます
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■社務所■
そんなこんなで 社務所でお菓子とお茶を 頂いた後
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■境内の風景■
大根とカブをゲットしたところで 2018年の寺社巡りは終了! 今年もたくさんの ステキ寺社に出会えて 有難き幸せっ!!!!!
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■境内の風景■
さてさて帰ろっ スーパー帰りかよ
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