■場所
広島県福山市今津町
■由緒
676年、今津村の海岸に難破船が漂着したらしい。
船には3人が乗っていたが、言葉が通じなかった為、庄司(荘園を管理する役人)の田盛が筆談したところ、
新羅の国王だということがわかったらしい。
どうやら劉仁軌の乱を逃れて日本に来る途中に遭難したらしい。
しかし翌年、没したらしい。その翌年、田盛の夢に新羅の国王が現れ『我は須佐之男命だ。祠を構えて、この剣を祀ってくれ』と神託があったらしい。
そんなこんなで、田盛は社殿を建立し剣大明神として祀ったらしい。
■参拝日
2019年7月17日
■日記
今津本陣跡の近くに鎮座する、高諸神社に到着!式内社というパワーワードに少々ウキっとしたひと時でした。
由緒には近くの海に新羅国王を乗せた難破船が漂着して、庄司のタモリが手厚くもてなした。
その後、タモリの夢に新羅国王が登場し『実はワシはスサノオでした』と言った的な事が書いてありました。
って事で、新羅国王 = スサノオ。この地にスサノオが来たって事なんだ!なんかスゲー。
タモリとスサノオの夢の共演!ショッキング!まさにテレフォンショッキングですよ。明日も来てくれるかなー!
夢の中でタモリはこう言ったに違いない。もちろんスサノオはいいともー!そんな妄想をしながらのニヤニヤ参拝。
早く大人になんなきゃ。その他、福山には蘇民将来伝説地・素盞嗚神社があり、そこでは武塔天神となって登場している。
スサノオは新羅国王になったり武塔天神になったり、いちいち人々の心を試してくる面倒臭い方なのかも知れない。
いちいちキャラに扮するので、衣装代も馬鹿にならない。ある意味、エンターティナーである。
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■鳥居■
到着! 1694年建立
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■鳥居■
柱は藁座的に コンクリ補強されてました
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■狛犬①■
1813年作
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■狛犬②■
台座に 尾道と刻まれていたので 多分、尾道の石工作
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■参道■
式内社・高諸神社に 比定される古社
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■手水舎■
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■手水舎■
スサノオゆかりの神社 ということだからか 手水舎には蘇民将来の しめ飾りがありました
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■石柱■
1925年建立 広島県で3番目に大きい石柱 高さ 6m 地中には3~4mも 埋まっているらしい
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■拝殿■
須佐之男命、劔比古神を祀る
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■拝殿■
通称・おつるぎさん
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■拝殿■
天洋丸の絵馬 天洋丸は1908~1932年に 活躍した貨客船 貨客船として日本初のタービン船 日本初の1万t超えの貨客船
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■拝殿■
こちらは何の絵馬でしょう 火の海となった町を 必死で消化している場面が 描かれてます 福山空襲でしょうか?
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■本殿■
1913年再建 流造
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■田盛神社■
鳥居は1798年建立
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■田盛神社■
この神社を創建した 田盛さんを祀る 明日も来てくれるかなー? いいともーっ!
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■稲荷神社■
宇迦之御魂神を祀る
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■金毘羅大権現遥拝所■
香川県・金刀比羅宮の遥拝所
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■大三嶋大明神遥拝所■
愛媛県・大山祇神社の遥拝所
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■宮島さん■
市杵島姫命を祀る 宮島さんとは 厳島神社のこと なぜか通称(笑)
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■掲示板■
掲示板には なぜか赤穂浪士の額が! しかし 47義士勢揃いではない模様
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■王子神社前の鳥居■
1798年建立
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■王子神社前の狛犬①■
1862年作
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■王子神社前の狛犬②■
小ぶりなお座り型
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■王子神社■
境内社です
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■荒神社■
なぜか 中国地方で大ブームを 巻き起こした荒神信仰 全国・荒神ランキングは 以下の通り 第1位 岡山(200社) 第2位 広島(140社) 第3位 島根(120社) なんと中国地方が ワンツースリーフィニッシュ!
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■神輿庫■
その昔は大祭がある度に 活躍していたこの神輿 しかし時が経ち出番がなくなり 八幡神社に安置されたままに なっていたという
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■神輿庫■
そんなこんなで 神輿庫を建立し ここに奉納したらしい
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■神輿庫■
唐破風、組物、彩色が いい味出まくり なかなか気合いの入った 作りになっております
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■境内社■
左 → 弁財天神社 弁財天を祀る
右 → 加佐守神社 大己貴命を祀る
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■厳島神社■
市杵島姫命を祀る
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■境内社■
どなたが祀られてるのでしょう
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■宝篋印塔■
相輪と塔身が欠損 隅飾の感じからして 室町時代建立と推測してみる
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■楠正成騎馬武者像■
もともとは 今津小学校にあったが 戦後現在地に移設
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