■場所
広島県呉市仁方西神町
■由緒
創建年は不詳らしい。江戸時代末期の『芸藩通史巻三』によると、1562年、岩倉神社が川尻村からこの地に遷座したと記されているらしい。
1908年、岩倉神社に八幡神社と下華田神社を合祀し、各神社の名前を合わせて八岩華神社と称したらしい。
境内にあるクスノキは、いつの時代に植えられたものなのか定かではないが、 岩倉神社が現在地に移ってきた時にはすでにあったらしい。
このクスノキの兄弟木は、宮島・厳島神社の大鳥居建立の為に奉納され、現在も境内に切り株が残っているらしい。
■参拝日
2018年10月31日
■日記
この地区の総鎮守であります、八岩華神社に到着!境内にはとてつもなく巨大なクスノキがドーンと立っておりました!
デ、デゴい(デカい + スゴい)!しばし巨スノキ(巨大 + クスノキ)に見惚れた後、宮司さんに案内され拝殿内へ。
拝殿内の立派なついたてに興味を示していたら宮司さんが説明してくれました。
もともと境内にはもう1本巨スノキがあって、宮島の大鳥居はその巨スノキを使用して作られたものなんだと!
んで、このついたてはその大鳥居で使用した巨スノキの切り株で作った物なんだと!なんかスゲー!生まれて初めてついたてで感動しました!
その他、境内には柵に囲まれた江戸期の狛犬が点在してたり、拝殿内に古げな木製狛犬がいてたりして、
狛犬ファンにはたまらんスポットになっておりました。何気に見所の多い神社でした!
ちなみに八岩華神社と書いて『やいわばな神社』と読むらしい。
調べてみると、八幡神社と岩倉神社と下華田神社を合祀して、それぞれから1文字取って現社名になったんだと。
そのまんまと言っちゃそのまんまなんだけど、一風変わった名前の神社です。
あと、神社前の道は極細です。
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■境内入口■
到着!
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■狛犬①■
1858年作
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■狛犬②■
浪速狛犬
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■手水舎■
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■拝殿■
応神天皇、神功皇后 仲哀天皇、邇々芸尊 大山津見尊、木華開耶姫尊 伊邪那岐尊、伊邪那美尊 を祀る
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■拝殿■
1920年再建
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■拝殿■
唐破風の彫刻
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■拝殿■
木鼻 掃除のおばちゃんみたいで なんか微笑ましい~
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■拝殿■
拝殿内には たくさんの絵馬が 奉納されてました そんなこんなで絵馬観賞
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■拝殿■
右 → アマテラスの岩戸隠れ
中 → 天孫降臨
左 → 神武東征
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■拝殿■
右 → 剣+野原+火って事で 多分、日本武尊の東征
中 → 神功皇后の三韓征伐
左 → 民家から煙って事で 仁徳天皇の民のかまど物語
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■拝殿■
んでもって 左から因幡の白兎 国譲り(多分)ときて いきなり乃木将軍っっっ! んでもって忠臣蔵(多分)っ!
どうやら絵馬の順番は適当っぽい
その他 聖徳太子、那須与一など 奈良~鎌倉時代の 名場面が描かれた絵馬が 奉納されてました
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■拝殿■
拝殿内には木製狛犬が おられました
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■拝殿■
めちゃくちゃ古そうです!
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■拝殿■
そんなこんなで狛犬観賞
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■拝殿■
宮司さんに狛犬の事を 聞こうと思ったら いつの間にか居なくなってるぅ! 絵馬観賞が長過ぎたか。。。
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■本殿■
1934年再建
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■本殿■
組物
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■稲荷神社■
鳥居は1762年建立
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■境内社■
どなたが 祀られてるのでしょ?
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■狛犬③■
1865年作
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■狛犬④■
パン喰い競争で こんな顔する人いるなぁ
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■狛犬⑤■
1859年作
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■狛犬⑥■
浪速狛犬
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■石灯籠①■
1818年建立
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■石灯籠②■
1822年建立
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■鳥居■
1791年建立
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■手水鉢■
この感じでいくと この手水鉢も 江戸期のものかもです
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■クスノキ■
そんな事より クスノキがドーーーン! 無茶苦茶デカかったです! 巨大 + クスノキ 名付けて巨スノキ!
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■クスノキ■
樹高 約27m 樹周り 約7m 県内第3位 呉市で最大の木
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■クスノキ■
なんとーーーっ! 宮島・厳島神社の大鳥居は このクスノキの兄弟木なんだと! 宮島の大鳥居は この神社の木だったとはっ!
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■クスノキ■
ちなみに 拝殿内にあるついたては その大鳥居で使用した クスノキの切り株で 作った物なんだと! スゲ~~~ェ 生まれて初めて ついたてで感動しました!
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■境内の風景■
紅葉が始まってました
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■境内の風景■
八岩華神社と書いて 『やいわばな神社』と読むらしい
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