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三佛寺

■場所

鳥取県東伯郡三朝町三徳

■札所

中国三十三観音霊場 第31番/伯耆三十三観音霊場 第29番/中国四十九薬師 第43番(皆成院)

■由緒

706年、修験道の開祖・役小角が、子守権現・勝手権現・蔵王権現の三所権現を祀ったのが始まりらしい。 国宝・投入堂は、役小角が法力で投入れたとされ、建立方法については今もなお謎のままらしい。 849年、慈覚大師が、釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来の三仏を安置し、寺名を三佛寺とし、伽藍を建立したらしい。 鎌倉時代、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝より寺領3000石と堂宇の寄進を受け隆盛を見るが、乱世に入り衰退していったらしい。 室町時代、室町幕府3代将軍・足利義満の外護を受けるが、兵火によりその多くを焼失したらしい。 最盛期には、38の堂舎と寺坊3000軒、寺領10000町歩、3000石を有する大寺院だったらしい。 江戸時代、鳥取藩主・池田氏の庇護を受けたらしい。

■参拝日

2009年9月19日

■日記

シルバーウィークを利用して、2泊3日の鳥取旅をしてきました。 今朝は午前3時に家を出て、今回の旅、最初の目的地にして最大の目的地である三佛寺に到着! ウワサでは、断崖絶壁に建つ投入堂への道のりは険しいと聞く。 ウワサでは、陥落事故&死亡事故多発と聞く・・・一体全体どんな道のりなのか。 軽い気持ちで入山した日にゃ、足を滑らせてスカッと地獄・・・なんて事もありえる。 って事で、入山入口に書いてある注意書きを熱心に熟読する。 『入山はあくまでも観光ではなく修行である』と書いてある。 『投入堂への山道は非常に険しく、登山に不適当な服装や靴を着用している者は入山を拒否される』と書いてある。 そんなこんなで、楽しみと不安を交差させながら、入山受付へ。 入山受付にて、私のスニーカーを見るや否や『コンバースでの入山は駄目~!むしろ1番駄目なクツ』と早速アウト! さらに『コンバースはオシャレをする時用のクツです』とキッパリと気持ちよくアウトを喰らう! でも心配はいらぬ! 入山入口に書いてある注意書きには『登山に不適当な靴を履いて来た参拝者のために有料でわら草履を販売している』と書いてある。 という事で、速攻、わら草履を購入して住所&名前&入山時間を記帳して、いざ入山! 時に木の根っこをよじ登り、時に岩にはいつくばり、時にクサリを頼りによじ登り・・・and more...。 ウワサ通り、投入堂までの道のりは、全て難所と言っても過言じゃないくらい険しい道でした! しかしどうしたものか、クサリで登ったり岩にしがみついていると、少年時代に戻れた気がしてメッチャ楽しい!!!! うぉっ、いかんいかん、この道は修行の道、遊びじゃないぜ、と心を引き締め、また登る。 そんなこんなで登山開始から約1時間、無事、投入堂に到着!!!! よくこんな断崖絶壁に建物を建てれたなっっっと、メッチャ感動!!!!!!!!! ・・・と、ここまでは思ってた以上に楽しい登山だったのですが、本当の恐怖は下山する時でした! 油断した日にゃ、足を滑らせてスカッと地獄・・・なんて事もありえるので、 超最新の注意をはらって1歩1歩丁寧に踏みしめながら、無事下山! そして初めて履いたわら草履の驚異のグリップ力に感動した次第であります!わら草履、少々じゃ、滑りません!昔の人スゲー! そんなこんなで、いつかまた訪れたいお寺っす!

■公式ホームページ

三徳山三佛寺 >>

■ご朱印■

ご朱印

中国三十三観音霊場

  • 中国三十三観音霊場
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  • 輪光院
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お坊ちゃん
おはようございます
午前7時半です

■大鳥居■


鳥居をくぐって
車で10分ほど走ると

■境内入口■


到着!

■参道■


参道には
3つの宿坊があります

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■水琴窟■


水をかけると地下から
鉄琴のような音が鳴ります

■だんだん菩薩■


住職さんが彫ったらしい
可愛い

■狛犬①■


神仏習合の名残りです

■狛犬②■


台座の苔がモフモフ

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■参道■


本堂へ続く階段は
人が歩き過ぎてスリ減ってます

■本堂■


まさかの改修工事中!

■本堂■


跡形もなく解体されてました

■仁王さん■


テント内に安置されてました

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■入山受付■


住所&名前&入山時間を
記入して入山します
ちなみに、もしもの事があっては
シャレにならないので
1人では入山できません

■入山受付■


登山に不適当な靴だと指摘を受け
わら草履を購入

■登山道入口■


そんなこんなで、いざ出陣!

■登山道■


比較的イージーな山道から
始まります

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■野際稲荷■


登山開始すぐの所に建ってます

■かずら坂■


いきなり難所に到着!

■かずら坂■


木の根っこを頼りに
よじ登らなければならぬ

■かずら坂■


朝からハード!

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■登山道■


道らしい道は全くないという

■登山道■


たまにオチャラケテみたり

■登山道■


マジかいなっ!

■登山道■


マジで修行だ!

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■文殊堂■


室町時代後期建立

■文殊堂■


国重文

■文殊堂■


岩場にそびえ建ってます

■文殊堂■


こんな難所に
よく建てれたなぁ

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■くさり坂■


文殊堂の柱から垂れ下がった
クサリを頼りによじ登ります

■くさり坂■


朝から命がけ!

■文殊堂■


無事、くさり坂を登ると
文殊堂から絶景が望めます

■文殊堂■


朝から爽快!

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■文殊堂■


そんなこんなで
廊下に座って休憩中

■文殊堂■


ほどほどに休憩したところで
文殊堂を後にする

■登山道■


足を滑らすと悲惨

■登山道■


近年、陥落事故多発らしいです

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■地蔵堂■


室町時代後期建立

■地蔵堂■


国重文

■鐘楼堂■


鎌倉時代の部材が残ってるらしい

■鐘楼堂■


岩場によじ登ってゴーン

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■馬の背■


山なりにトンがった岩道で
人1人が通れる幅です

■馬の背■


雨が降ったら
ツルンって滑って三角木馬

■納経堂■


平安時代後期建立

■納経堂■


国重文

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■観音堂■


江戸時代前期建立

■観音堂■


岩窟の中に建ってます

■観音堂■


岩窟内から撮影

■元結掛堂■


江戸時代前期建立

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■投入堂■


そんなこんなで
到着っ!!!!!

■投入堂■


平安時代後期建立 国宝

■投入堂■


絶妙なバランスで建ってます

■投入堂■


標高500m
断崖の洞窟内に建つ

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■愛染堂■


平安時代後期建立 国宝
投入堂の左隅に建ってます

■投入堂■


桧皮葺屋根

■投入堂■


木材のほとんどは
平安時代のものらしい

■投入堂■


神社本殿形式の
建築物では日本最古

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■不動堂■


江戸時代後期建立
投入堂の隣りに建ってます

■投入堂■


不動堂より投入堂を望む

■投入堂■


険しい登山も報われた!
感動じゃ!

■投入堂■


そんなこんなで
投入堂を見ながら休憩

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■登山道■


本当の恐怖は
下山する時でした

■登山道■


1歩1歩確かめるように
下山しないとデンジャー

■登山道■


登山道入口が見えた時
ホッとしました

■入山受付■


わら草履の
グリップのスゴさに感動!

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■三徳山宝物殿■


多数の蔵王大権現さんを
拝観できました

■三徳山宝物殿■


蔵王大権現立像
1168年作 国重文
~画像はネットで拾いました~

■輪光院■


宿坊です

■輪光院■


境内の風景

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■正善院■


宿坊です

■正善院■


お食事処がありました

■皆成院■


宿坊です

■皆成院■


★皆成院の公式HP★

日記の画像

■本堂■


ちなみに
改修工事前の本堂
~画像はネットで拾いました~