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宝福寺

■場所

岡山県総社市井尻野

■由緒

創建年代は不詳らしい。元々は天台宗の寺院だったが、1232年、禅寺に改められたらしい。 一時は塔頭・学院55、末寺300寺を数えるほどの巨刹だったらしい。 1575年、備中兵乱の戦火により三重塔を残し伽藍をことごとく失ったらしい。 その後、江戸時代まで荒廃していたが、江戸時代初期に復興され、禅宗様式七堂伽藍を備える本格的な禅寺となったらしい。 室町時代、水墨画で有名な雪舟が、少年時代に修業していたお寺らしい。 幼少より絵を描く事が好きだった雪舟少年は、修行もそこそこに絵ばかり描いていたらしい。 修行に身を入れさせようとした禅師は、雪舟を柱に縛り付けて反省を促したらしい。 夕刻、柱に縛り付けた雪舟の様子を見に来た禅師は、逃げようとする1匹の鼠を見つけて捕まえようとしたが、鼠は動かなかったらしい。 その鼠をよく見てみると、それは雪舟が流した涙で描いた鼠だったらしい。

■参拝日

2010年7月10日

■日記

先週に続き、本日も岡山巡りをしてきました。 夏の朝風が心地好い早朝、少年時代の雪舟が修行したお寺で有名な宝福寺にやってまいりました! 山門、仏殿、三重塔、方丈、どの建物も素晴らしくて、興奮&興奮の参拝となりました! そして境内は、禅宗特有の空気感がギュッと濃縮されていて、ハンパなく素晴らしかったです! 建物が空間を演出し、空間が建物を演出。 厳粛の中にポップな空気感を楽しめるお寺でした! そして、こんなに素敵なお寺なのに、全く観光化してないところが中国地方らしくてグッドでした!

■公式ホームページ

臨済宗東福寺派 井山宝福寺 >>

■ご朱印■

ご朱印

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■山門■


到着!

■山門■


江戸時代後期再建

■山門■


ステキです

■山門■


足が長い門でした

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■山門■


龍の尾垂木

■山門■


木鼻

■山門■


山門をくぐると

■参道■


穏やかな緊張感

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■仏殿■


1727年再建

■仏殿■


臨済宗らしいお堂です

■仏殿■


丸い窓が素敵です

■仏殿■


仏殿横は美しい苔世界

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■仏殿■


堂内の天井画
素敵です

■仏殿■


水呑みの龍

■仏殿■


須弥壇をよく見てみると

■仏殿■


何かの生物が潰れてます

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■三重塔■


1376年建立

■三重塔■


国重文

■三重塔■


総高18.47mで
岡山県下で2番目に
古い三重塔

■三重塔■


仏殿から望む

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■方丈と庫裏■


素敵です

■方丈■


江戸時代後期再建

■方丈■


1575年の兵火により
雪舟が縛られた柱は
残ってないという

■方丈■


玄関の屋根瓦

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■庫裏■


江戸時代後期再建

■庫裏■


丸い屋根が素敵です

■庫裏■


綺麗じゃない壁の色に
萌えました

■庫裏■


庫裏内

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■鐘楼■


山門同様、足長

■鐘楼■


梵鐘は1468年鋳造

■土塀■


リアルなボロさに萌えました

■千尺井■


井山という地名の
由来となった井戸

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■雪舟像①■


柱に縛られた雪舟

■雪舟像②■


柱に縛られた雪舟

■雪舟画■


仏殿内にあります

■雪舟碑■


素敵なお寺でした