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法常寺

■場所

広島県三原市西宮

■由緒

1258年、竹原小早川氏の菩提所として、竹原市新庄木村山城の西側高地に創建したのがこのお寺の始まりらしい。 創建当時は、法輪常転禅寺という寺名で天台宗のお寺だったらしい。 1539年、小早川隆景の義父・小早川興景が大休登懌和尚を招いて曹洞宗に改宗したらしい。 その後、本郷町・新高山城北側の山麓に移転し、1592年に現在地へ移転したらしい。 1597年、小早川隆景が三原城で逝去した際、このお寺で盛大な葬儀が行われ、境内で火葬されたらしい。 その後、遺骸は沼田小早川家の菩提所・米山寺に葬られたらしい。

■参拝日

2019年2月24日

■日記

インターネッツをポチポチしていたら『みはら御朱印めぐり・お寺のがっこう』というイベンツが開催されてるっていう情報をゲッツしてしまう。 どうやら三原市街地近辺の小さなお寺さんを中心に御朱印巡りをするイベンツのようだ。 イベンツ期間中はオリジナル御朱印帳の販売&特別公開&限定御朱印という3つの特別があるらしい。 って事で、三原市に到着。まず最初に訪れたのは法常寺。なんとこのお寺は小早川隆景の葬儀が行われたお寺なんだと! んでもって、火葬もこのお寺で行われたんだと!火葬跡地には小早川隆景公小祠というそのまんまのネーミングの小さな社が建ってました。 隆景さんは知名度こそ地味ですが、毛利元就の3男として、そして豊臣5大老の1人として結構活躍したお方。 個人的にはすごく好きな歴史人の為、興奮気味。鼓動がスタッカートに刻まれたひと時でした! そんなこんなで、本堂に上がらせてもらって手を合わせようと庫裏を訪ねたのですが、法事の真っ最中だったため叶わず! なもんで特別公開の涅槃図も拝見できず!噂ではご本尊の華厳釈迦如来坐像は定朝作だという!それも拝見できず! この旅は、そんなズッコケから始まりました!

■ご朱印■

ご朱印

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■山門■


到着!

■山門■


印鑑のようなオリジナル瓦と
足ピーンの玉乗り獅子
そして小早川氏の家紋である
左三つ巴紋

■山門■


扁額には華厳窟

■山門■


そんなこんなで
山門をくぐると

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■参道■


■手水鉢■


■地蔵堂■


参道途中にあります
六地蔵さんがおられました

■地蔵堂■


六地蔵の中尊は
三界萬霊のお地蔵さん
ちなみに三界萬霊とは
欲界、色界、無色界の
3つの世界のことで

欲界 → 欲を持つものが
生きる最下位の世界

色界 → 欲から離れた者が
生きる世界

無色界 → 欲からも物質からも
離れた高度かつ
最上級の精神的な世界
最高位置は有頂天

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■本堂■


曹洞宗のお寺です
小早川隆景の葬儀と火葬が
行われたお寺らしい

■本堂■


1688~1704年建立
裳階付きの本堂
見た目は2層の建物に見えますが
下の屋根は裳階の為
実際は1層の建物です

■本堂■


本堂には2つの扁額

上 → 山号の東日山
右 → 寺号の法常寺

■本堂■


なんとっ!
ご本尊の釈迦如来像は定朝作!
その他、多数の寺宝を有する
お寺とのこと!
しかし本日は法事の為
お堂に入る事ができず・・・
無念!

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小早川隆景公 小祠


どうやらここが
小早川隆景を火葬した跡地らしい

小早川隆景公 小祠


火葬跡地には小さな祠が
建ってました

小早川隆景公 小祠


おそらく小早川隆景を
祀る祠なんでしょう

■庫裏■


京都のお寺で
よくお見かけするタイプの
庫裏でした
広島でこのタイプの庫裏は
ちょっちゅ珍すぃ
梁と貫と束がむき出しで
白壁とのコントラストがステキ

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■境内の風景■


本堂と庫裏

■境内の風景■


本堂と庫裏の玄関

■境内からの景色■


銀色のドームは
三原市芸術文化センター
通称・ポポロ