■場所
京都府京都市西京区山田北ノ町
■由緒
1367年、室町幕府の管領・細川頼之が宗鏡禅師を招いて建立したお寺らしい。
実質的な開山は宗鏡禅師だが、宗鏡禅師は恩師である夢窓国師を勧請開山とし、自らを第2世としたらしい。
南北朝時代、勅願寺として栄え、最盛期には塔頭3院、末寺23寺を有する大寺院となったらしい。
しかし応仁の乱の兵火で伽藍を焼失し、その後次第に衰退していったらしい。
1686年、第14世・古霊和尚が復興したらしい。
境内が竹林で覆われていることから竹の寺と呼ばれてるらしい。また一休禅師が幼少期を過ごしたお寺として有名らしい。
■参拝日
2019年2月17日
■日記
鈴虫寺から徒歩数分、竹のお寺として有名な地蔵院に到着!参道脇の竹林が美しいザ☆京都ってな感じの境内でした。
竹林の参道を歩いてると、何だか人の頭皮を歩いてる気分になり、皮脂、もしくはシラミ目線で竹のキューティクルを見上げ、
この頭皮がオッサンの頭皮ではありませんようにと祈りながら本堂へ向かう。耳鳴りと竹の擦れる音だけがBGMの境内。あ~これはいい。
フィーバーしていた鈴虫寺と違い参拝者が全くいない境内だったので思うままに癒しの時間を堪能できました。
何だか鈴虫寺という都会の喧騒から逃れてきた感じ。そんな事より、このお寺は一休禅師が幼少時を過ごしたお寺とのこと。
最近は一休さんのお寺に縁があるなぁ。そんなこんなで、素朴なお庭を眺めながらあわてなーいあわてない、ひと休みひと休み。
とか言いたいとこですが、さっぶ!5分も座ってられない。これ、真冬のお庭観賞あるある。
■公式ホームページ
京都-竹の寺 地蔵院 >>
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■鈴虫寺付近の風景■
鈴虫寺で参拝後 南方面へテクテク歩くと
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■境内入口■
到着!
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■総門■
臨済宗系の単立寺院です
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■総門■
そんなこんなで 総門をくぐると
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■参道■
そこは美しい竹世界
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■参道■
境内が 竹林で覆われている事から 竹の寺と呼ばれてるらしい
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■参道■
2018年9月の台風21号の影響で ややスカスカ感が目立ちますが それでも美しい竹参道
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■参道■
すれ違う参拝者はおらず 耳鳴りと竹の擦れる音だけが BGMの境内
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■本堂(地蔵堂)■
1935年再建
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■本堂(地蔵堂)■
ご本尊の地蔵菩薩像は 伝教大師作らしい
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■本堂(地蔵堂)■
本堂内には 本尊の地蔵菩薩を中央に 夢窓国師、宗鏡禅師 細川頼之像が安置されてました
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■本堂(地蔵堂)■
床は平瓦を 斜め45度に敷いた四半敷 禅の空気が充満してました
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■一休禅師母子像■
ってか、なんと一休禅師が 幼少期を過ごしたお寺らしい!
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■一休禅師母子像■
一休禅師は このお寺の近くで生まれ 6歳までこのお寺で 過ごしたんだと! 最近は一休さんと縁があるなぁ
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■宗鏡禅師、細川頼之の墓■
どれがお墓なのかわからず 見渡してしまいましたが どうやらこの自然石が お墓のようです
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■細川頼之の碑■
1891年建立 細川頼之の事績が刻まれてます ちなみに細川頼之は 南北朝時代~室町時代初期に 活躍した守護大名 そして室町幕府の管領
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■方丈へ続く参道■
そんなこんなで 一直線の苔参道を歩くと
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■方丈■
方丈に到着! しかしこれより先は撮影禁止 しかし9:00~10:00 15:30~16:00は 撮影可らしい!
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■方丈■
って事で時計を見る・・・ 15分オーバー!!! これは悔やまれるアウト!
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■十六羅漢の庭■
そんな事より方丈内では 細川ガラシャの殉節之経などの お宝が拝見できました 平庭式の枯山水庭園である 十六羅漢の庭も堪能できました ちなみに方丈は1686年建立
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■開福稲荷大明神■
鎮守社です 宇迦之御魂神を祀る
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■境内の風景■
小さな五輪塔
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■境内の風景■
ステキです
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■境内の風景■
脳内で竹アンド苔という 架空の漫才師を作り上げ ニヤニヤしていたひと時
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■御朱印帳■
左 → 竹でできた御朱印帳 右 → 竹のデザインの御朱印帳
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