■場所
京都府京都市西京区松室地家町
■由緒
1723年、華厳宗の再興の為に鳳潭上人が創建したお寺らしい。
1868年、臨済宗に改宗したらしい。
1950年頃、8代目住職が命を燃やして精一杯鳴いている鈴虫の音色に禅の悟りの境地を感じ、鈴虫の飼育を始めたらしい。
当時はエアコンがなく、温度管理に相当な苦労をしたらしい。
そんなこんなで、1年中鈴虫の鳴き声が聞けるようになるまで約28年かかったらしい。
試行錯誤の結果、現在では卵から孵化させ繁殖できるまでに技術が向上し、常に約10000匹が成虫の状態らしい。
1年中、鈴虫の鳴き声が聞ける事から鈴虫寺と呼ばれてるらしい。
■参拝日
2019年2月17日
■日記
鈴虫と説法で人気の鈴虫寺に到着!
『普通の週末だし朝一だから開門30分前の到着で大丈夫だろう』とノンキに構えてたらすでに山門前は長蛇の列!
ウゲーーーッとなりました。完全にナメてました!が、堂内は250人ほど入れ、1公演約30分ですので思ってたより回転率はいいです。
堂内には約3000匹の鈴虫がおり、徹底した温度管理のおかげで1年中鈴虫の合唱が聴けるらしいです。
そんなこんなで、説法開始!ネタバレしたらあれなんで説法の内容は書きませんが、
プロの作家さんを付けてるのかと思うくらい確実に笑いをとっていくお坊さん!勝手ながら失礼ながら笑福亭鈴虫と命名。
まるで落語を聴いてるようでした。気が付けば鈴虫が鳴いてることを忘れてしまうくらい説法に引き込まれてました。
ちょっと仲良くなったオバ様は今回で3回目の参拝なんだと。こんな感じでリピーターもたくさんいるんだろうなぁ。
私もまた機会があったら再訪したいです。
■公式ホームページ
京都嵐山観光の寺 鈴虫寺 >>
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■境内入口■
到着! 鈴虫寺として有名ですが 正式な寺名は華厳寺らしい 鈴 虫 虫虫 寺 石標の虫の漢字が 虫3つになってます
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■境内入口■
ってか 朝一なのにすでに長蛇の列! これを漢字で表すと人3つ
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■山門■
そんなこんなで 良い子して待つこと数十分 開門時間となりいざ境内へ
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■参道■
手前 → 本堂 奥 → 客殿
ちょちょちょ 本堂で参拝させて~! という心の叫びも虚しく オートマチック的に 客殿に吸い込まれていきました
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■客殿■
客殿内では 約3000匹の鈴虫が大合唱 刹那的に羽をこすり合わせ 命を燃やし続けておりました 1年中、鈴虫の音色を 聞くことができる事から 通称・鈴虫寺と呼ばれてます
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■客殿■
ちなみに堂内は撮影禁止! って事で、念写! ってのは嘘で ネットからの拾い画です
鈴虫の音色をBGMに 『寿々むし』という ウマウマなお菓子とお茶を 飲みながら面白説法を堪能
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■参道■
ネタバレしちゃいかんので 説法の内容は書きませんが プロの作家さんを 付けてるのかと思うくらい 完璧に仕上がったお話でした 最後のオチを聞いた時は おぉぉぉ~と関心しちゃいました
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■参道■
そんなこんなで 約30分の面白説法の後は 庭園をグルリとします もちろんこの時間も オートマチックに流れていきます
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■本堂■
臨済宗のお寺です
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■本堂■
ほぼ9割の方が スルーしてましたが ちゃんと本堂があります そんなこんなで やっとこさ本堂で参拝
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■本堂■
扁額には華厳寺
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■本堂と客殿■
とっても小さなお寺です 逃げ出した鈴虫がいないかと 探してみましたがいませんでした
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■幸福地蔵菩薩■
日本で唯一 わらじを履いたお地蔵さん
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■幸福地蔵菩薩■
幸福御守を購入し お地蔵さんの前で願うと お家にお地蔵さんが歩いて 会いに来てくれるんだと! だからわらじを履いてるのかぁ
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■幸福地蔵菩薩■
そんなこんなで お地蔵さんの前には 幸福御守を持った参拝者で ごった返してました
今どうしても叶えたい 願いを1つ
自分だけの幸せじゃなく 皆が幸せになる願いじゃないと いけないらしい
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■参道■
そうこうしてると 次の説法待ちの列が 動き出してきた! 山門前は一瞬カーニバル状態
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■境内入口■
来た時には気づきませんでしたが 境内入口には『鳳潭でら』と 書かれた石標が立ってました ちなみに鳳潭とは 開山の鳳潭上人のこと 鈴虫寺と呼ばれる前は 鳳潭でらと呼ばれていたのかなぁ
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■境内からの景色■
結構、良い眺めです
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