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吸光庵(尾首観音堂)

■場所

広島県安芸郡府中町宮の町

■由緒

創建年は不詳らしい。 1712年の『府中村寺社堂古跡帖』に吸江庵の名が記載されており、もとは松崎八幡宮のものなのではないかと思われてるらしい。 1793年、八幡宮の神主が芸州藩の許しを得て、長福寺に譲渡するという内容の書類が残されてるらしい。

■参拝日

2016年8月3日

■日記

出雲大社広島分祠で参拝後、尾首観音堂に立ち寄る。ボロボロのお堂。これは、お寺界のびっくりドンキー。 サビサビのトタン屋根、崩れた壁。なぜか便器が丸出しのトイレ・・・このトイレ、見られたくない所だけ丸見え! どう見ても無人のお寺・・・人がいたら逆に怖い。無人という事が逆に安心感を与えるという不思議なお寺でした。 本堂には、広島新四国八十八ヶ所霊場・第40番という札がありましたが、それは昔の話しらしい。 今は広島新四国八十八ヶ所霊場から外されてる模様。建物ってこうやって荒廃していくんだなぁ。いろいろと勉強になるお寺でした。

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■吸光庵への道■


極細道を抜けて
ちょっと走ると

■境内入口■


到着!

■参道■


■石仏■


ニット帽をかぶってるから
一見、お地蔵さんかと
思ったけど
多分、観音さんっぽい
観音さんにニット帽って珍すぃ

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■本堂■


通称・尾首観音堂

■本堂■


無住のお寺で
廃寺レベルで朽ちたお寺

■本堂■


ご本尊は十一面観音さん

■本堂■


広島新四国八十八ヶ所霊場と
書かれてましたが
現在は札所から外れてるらしい

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■本堂■


この先
どうなっちゃうんだろうねぇ

■本堂■


サビたトタン屋根

■本堂■


びっくりドンキーレベル

■本堂■


中をのぞく勇気は
なかった

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■本堂■


トタン壁

■本堂■


崩れた土壁

■本堂■


お風呂の焚口

■本堂■


便器が丸出しのトイレ
見られたくない所だけ丸見え

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■境内の風景■


参道脇の小さな祠

■境内の風景■


小さなお地蔵さんを安置

■境内の風景■


こちらもお地蔵さん

■境内の風景■


優しいフォルム

ひと足のばして
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■出張城跡■


1394~1428年築城
千葉氏の末裔・白井氏の拠城
別名・府城、国府城、芸府城

■尾首の地■


出張城を拠城とした
白井氏の家臣が
中世の城の尾首の地に居住し
生活用水として使用した
といわれる湧水らしい

■尾首の地■


大内・毛利軍との戦いで敗れ
自刃した
出張城主・白井房胤の首を
この池で洗って
葬ったという伝説の池