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真徳寺

■場所

広島県安芸高田市向原町長田

■由緒

1566年、毛利元就に降服した尼子晴久の子・義久、倫久、秀久の3兄弟は、安芸高田市向原町長田の円明寺で幽閑の身となり、 以後20数年間軟禁が続いたらしい。真徳寺大仏堂に安置されている阿弥陀如来坐像は、尼子3兄弟が幽閑された円明寺の本尊だったと思われているらしい。 お寺近くには、尼子3兄弟に随従してきた重臣の墓があるらしい。

■参拝日

2013年4月18日

■日記

滝の観音にて地獄の登山をした後、真徳寺に到着!境内には大仏堂という小さなお堂がありました。 堂内にはゾクっとするようなステキな阿弥陀さんが安置されてました!製作年代などは不明らしいのですが、結構古そうなオーラが出てました。 そんなこんなで参拝後、しばし大仏さんを鑑賞してみる。とてもクールな表情。 キリっとした表情で優しさのカケラも感じないお顔のせいか、ずっとお顔を拝見していると、次第に怒られている気分になってきました。 『全然、大仏ちゃいますやん…とか思ってんだろっ?』とか『奈良の大仏とまではいかなくても、丈六…最低でも半丈六の仏像を期待してたんだろっ!』 って感じで、像高140センチの大仏さんに怒られてるような気がしてきて。 続けて大仏さんは言う『私だって気づいてるわよっ、自分が大仏じゃないってことぐらいっ! だけど、みんながそう言うから…だってお堂の名前が大仏堂なんだもん』と、会話が進むにつれ大仏さんはうなだれるようになって 『ワシかて、デッカくなりたいわい、デッカくなる為にエゲツない時間を瞑想に費やしとんじゃい。 でも大仏って呼ばる事には多少の優越感を感じとるがな、ガハハハ』。そんな感じで大仏さんと会話を楽しんでいたひと時でした。

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■境内入口■


到着!

■鐘楼■


■本堂■


浄土真宗のお寺です

■本堂■


本堂下には『地づき石』と
書かれた石がありました

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■大仏堂■


大仏堂前にはミニ庭園

■大仏堂■


戸を開けると

■大仏堂■


阿弥陀如来坐像
製作年代不明

■大仏堂■


度々の移転補修などで
往古の面影が
損なわれているらしい

日記の画像



ここから
約400m離れた山中に
尼子3兄弟に随従してきた
重臣のお墓があるらしい