■場所
滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
■札所
江州三十三観音 第25番
■由緒
1573~1591年、安土城築城に伴い、織田信長が城郭内に建立したお寺らしい。
1576年、甲賀から仁王門と三重塔が移築されたらしい。1582年、安土城落城の際に火災を免れ、
織田信長の死後も豊臣秀吉や徳川家康に寺領を安堵されたが、1854年に失火で伽藍の大半を焼失したらしい。
その後、徳川家康邸跡と伝えられる場所に仮本堂を建立したらしい。現在、仁王門と三重塔だけが創建当時のまま残っているらしい。
1681年に信長の百回忌、1731年に百五十回忌、1781年に二百回忌、1832年に二百五十回忌の法事が営まれたらしい。
■参拝日
2013年5月26日
■日記
いろいろ寄り道しましたが、やっとこさ本日のメインイベントであります、安土城に到着!
城内には摠見寺というお寺もあるらしい。って事で、お城とお寺を同時に楽しめるという、歩く車マンすかさず有頂天!
にしても、スゴい城跡だったでよ。お城の事は全然詳しくないけど、ド素人の私が見ても特異な城だってことはわかりました。
大手道から天主方面に伸びる道幅6メートルの石階段だけでも特異。それにしても、本日は階段ばっかりじゃ。安土城も階段だらけ。
体力的絶頂時には何って事はない段数なんだけど、先ほど参拝した桑実寺の階段のおかげで、いまだ膝が大爆笑中!
歳のせいなのか、体力がなかなか回復せんのよ。それにしても、ここ最近の体力低下は目を見張るものがある!素晴らしき老い!
そんなこんなで、摠見寺仮本堂の小さな小さな茶室にて小さなお庭を見ながらお抹茶をゴクリ。一休み。ボケーとお庭を一点見つめ。
本日も夢中で駆け抜けたなぁ。私は日本人だけど、お庭とお抹茶のセットがある落ちつける場所では、日本人を気取る習性がある。
上手く説明できないけど、本日はかなり日本人を気取れたような気がする。
そんなこんなで、摠見寺仮本堂を後にし、再び階段を上り天主跡に向かう。途中、階段に使用されてる石仏に出会う。
職を失い階段に転職した石仏さんの気持ちを思うとちょっと切ない気分になる。そうこうしていると天主跡に到着!天主跡からの眺めは絶景。
絶景ポイントにある石に座り、志し半ばで散った信長の夢、野望などを想う。
いろいろ思いふけっていると、志しのない自分に気付く。そして落ち込む。しかし、志しは無いが夢はある!そして安心する。
私の夢、それはカープが優勝を決めた晩、風呂場で1人でビールかけをする事。
ときにアナウンサーになり『どうですか~優勝の味は?』そして選手になり『サイコーーーでーす!』といった感じで1人2役をこなし、
ビールかけでありがちなベタなコメントを叫ぶ…それが私の夢。この夢、カープが優勝してくれないと叶わない夢だから、完全たる他力。
ショボい夢に思えますが、実はとてつもなく壮大な夢。だってカープ、ずーと弱いんだもーん。
そんなこんなで天主跡を後にし、しばらく歩くと摠見寺・三重塔に到着!この三重塔は、安土城を築城する際に移築してきた塔らしいです!
信長もこの塔を見たのかと思っただけでスゲー感動。そして、三重塔からしばらく階段を下ると仁王門に到着!
仁王門前にてやっとお寺巡りを実感できました。そして、仁王門を背に下っていくと秀吉の館跡に出て、そしてスタート地点の大手道に戻りました。
ステキな所だったので、また訪れたいと思いました!そんなこんなで、駐車場にもどり時計を見ると午後4時半前…もう1ヶ所巡れる!
そんなこんなで、疲れついでにもう1ヶ所!今日は燃えカスになるまで遊ぶぞ、このヤロー!覚悟しとけ、私の身体!
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■安土山■
標高199m 安土城はこの山一帯に築かれた 織田信長の居城
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■安土城跡■
到着! 1576年、織田信長が丹羽長秀に命じ 約3年の歳月をかけて 1579年に完成させた城らしい しかし完成からわずか 3年後の1582年 本能寺の変後に焼失 そして1585年に廃城
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■大手道■
道幅は約6m 両脇の側溝を含めると約8m 直線の長さは180m
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■大手道■
百済寺、桑実寺に続き 杖をゲット せっかくなので 百済寺、桑実寺と 同じアングルで撮影
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■伝・羽柴秀吉邸跡■
大手道途中にあります
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■伝・羽柴秀吉邸跡■
めちゃ豪邸
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■伝・前田利家邸跡■
伝・前田利家邸跡
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■伝・前田利家邸跡■
めちゃ豪邸
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■摠見寺・仮本堂■
秀吉邸&利家邸跡を 過ぎると到着!
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■摠見寺・仮本堂■
階段には石仏が並んでます
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■摠見寺・仮本堂■
現在、仮本堂がある場所は 伝・徳川家康邸跡らしい
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■摠見寺・仮本堂■
仮本堂は日曜祝日のみ開堂 雨天時は閉堂らしい そんな事、知らんかった ってか、晴れててよかった!
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■摠見寺・仮本堂■
鐘楼 大手道より撮影
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■摠見寺・仮本堂■
そんなこんなで拝観 ご本尊の隣りに 織田信長像が安置されてました 撮影禁止でした
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■摠見寺・仮本堂■
襖絵には安土城・天主や 摠見寺・三重塔などの画
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■摠見寺・仮本堂■
安土城・天主の襖絵
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■摠見寺・仮本堂■
小さな庭園があります
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■摠見寺・仮本堂■
茶室より庭園を望む
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■摠見寺・仮本堂■
お抹茶付きの拝観となります
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■摠見寺・仮本堂■
ボスっぽいのが信長で あとは秀吉、家康… 水風呂に浸かってるのは…利家 とか勝手に想像しつつ
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■大手道■
そんなこんなで 再び大手道に戻り階段を上る
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■大手道■
途中、振り返る
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■大手道■
大手道の 階段に使われた石仏
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■大手道■
ここにも石仏 ふ、踏めない…
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■大手道■
さらに上ると
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■伝・武井夕庵邸跡■
秀吉、利家邸に比べると かなりこじんまりとした敷地
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■大手道■
さらに上ると
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■伝・織田信澄&森蘭丸邸跡■
もはや森になってました 立ち入り禁止でした
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■黒金門跡■
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■二の丸跡■
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■二の丸跡■
石垣がステキです
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■仏足石■
室町時代中期作 築城当時、石垣として 使用されていたらしい
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■二の丸跡■
この先に 信長公本廟があります
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■信長公本廟■
信長一周忌に伴って 羽柴秀吉が建立
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■信長公本廟■
太刀、烏帽子、直垂など 信長の遺品を埋葬し 本廟としたらしい
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■天主台の石垣■
崩れ方がリアルで好き
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■天主閣跡■
普通は天守と書くのですが なぜかこの城は天主
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■天主閣跡■
地下1階地上6階建てで 天主の高さが約32メートル だったらしい
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■天主閣跡■
奇抜な形をしてます
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■天主閣跡■
カッケー 復元して欲しいっす 画像はデアゴスティーニ 安土城をつくる27巻
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■天主閣跡■
天主台からの風景 1942年まで安土山は 琵琶湖に接していたらしい 今は結構遠くに 琵琶湖が見えます
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■天主閣跡■
天主台からの風景
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■天主閣跡■
天主台からの風景
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そんなこんなで 天主を背に再び歩く
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そして石階段を上ると
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三重塔が見えてきた!
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■摠見寺・本堂跡■
本堂は1854年に失火で 焼失したらしい
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■摠見寺・本堂跡■
城内に伽藍を備えた 本格的なお寺があるのは 安土城だけらしい
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■摠見寺・三重塔■
1454年建立 1576年に甲賀長寿寺より移築
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■摠見寺・三重塔■
国重文
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■摠見寺・三重塔■
高さ19.7m
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■摠見寺・三重塔■
安土城築城当時から残る建物は この三重塔と仁王門のみらしい
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■摠見寺・三重塔■
組物
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■摠見寺・三重塔■
鬼瓦
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■西の湖■
本堂跡から西の湖を望む
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■復元CG■
現在この位置にいます
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■摠見寺・参道■
三重塔を背に 石階段を下ると
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■摠見寺・仁王門■
仁王門が見えてきます
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■摠見寺・仁王門■
1571年建立 1576年に甲賀より移築
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■摠見寺・仁王門■
国重文
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■摠見寺・仁王門■
仁王さん 吽形
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■摠見寺・仁王門■
仁王さん 吽形 1467年作 国重文
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■摠見寺・仁王門■
仁王さん 阿形
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■摠見寺・仁王門■
仁王さん 阿形 1467年作 国重文
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仁王門を背に山を下って
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■石塔■
何だか古そうな 石塔を横切って さらに山道を下ると
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■伝・羽柴秀吉邸跡■
秀吉邸跡に戻ります ほんでもって 大手道に戻ってゴール! 所要時間約2時間 かなり長居してしまいました
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■安土城天主 信長の館■
安土城跡から車で数分の 場所に位置してます
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■安土城天主 信長の館■
館内には 復元された安土城天主の 5&6階部分があります
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■安土城天主 信長の館■
1992年に開催された スペイン・セビリア万国博覧会に に出展されたものらしい
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■安土城天主 信長の館■
5階部分 8角形でとても宗教的な造りに なってました とても城とは思えない 奇抜っぷりに感動
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■安土城天主 信長の館■
6階部分は正方形で 外観は金箔、内部は黒漆塗り
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■安土城天主 信長の館■
こりゃ、スゲー
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■安土城天主 信長の館■
6階部分から館内を望む 天主の高さは32m 石垣を含めると 46mもあったらしい
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■安土城天主 信長の館■
完全復元された姿が見たい
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■旧柳原学校校舎■
信長の館から 徒歩数分の所にあります
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■旧柳原学校校舎■
1876年建立
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■旧柳原学校校舎■
とてもモダンな造りです
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■旧柳原学校校舎■
ステキです
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■車石■
江戸時代のもので 荷車の幅に合うように 溝が彫られてます
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■近江国分寺の礎石■
2005年に大津市石山から 移設したものらしい
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■安土城考古博物館■
今回は時間的な都合で スルーしました 何だかスゴそうな博物館なので またの機会に!
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