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転法輪寺

■場所

京都府京都市右京区龍安寺山田町

■由緒

1758年、関通上人が北野(京都市上京区)に創建したお寺らしい。 1929年、現在地に移転したらしい。

■参拝日

2019年2月16日

■日記

本日は嫁はん姉妹と3人旅。第53回・京の冬の旅で公開されている転法輪寺の裸形阿弥陀さんにお会いしたく、京都にやって参りました。 そんなこんなで、拝観受付を済ませ本堂内へ。するといきなり京都最大級の阿弥陀如来坐像がドーン!巨大涅槃図がドーン! いきなりカマしてきたので少々圧倒されちゃいましたが、まずはご本尊さんの前で手を合わす。 そして、巨大阿弥陀さんの前に設置されたイスに座りボランティアガイドを聞く。隣りを見ると、記者のごとくノートにメモ書きをする嫁はん! 学びの姿勢がマジ!こういう所で学の差が出るんだろうなぁと感心しつつ。 その後、巨大阿弥陀さんの背後におられる裸形阿弥陀さんを拝観。 やはり男は裸の付き合いが大事!そんなこんなで、心を丸裸にして拝んできました。 そんな事より、裸形の阿弥陀さんは日本に5体しかおらず、その内の1体がこの転法輪寺さん。 子供姿の阿弥陀さんで、表情や体型に幼さを感じました。 それにしても裸形阿弥陀さんと巨大阿弥陀さんを交互に見ると、 まるで阿弥陀さんのビフォーアフターを見てるようで楽しかったです! 途中に思春期阿弥陀や反抗期阿弥陀や出社前阿弥陀みたいなのがあったら阿弥陀さんの成長記みたいだなぁ・・・とか、 くだらない事を思いつつ堂内を3~4周。結局3回ガイドを聞きました・・・なかなか帰らない! ちなみに堂内は撮影可でした!ありがたや~。

■公式ホームページ

めいんぺーじ of new 轉法輪寺 >>

■ご朱印■

ご朱印

本尊・阿弥陀如来

  • 本尊・阿弥陀如来
  • 裸形阿弥陀如来
  • 大涅槃図
  • 鐘楼門
  • 大木魚
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■境内入口■


第53回・京の冬の旅
この度、転法輪寺は
京の冬の旅初公開とのこと!

■境内入口■


観光ではなく檀家寺の為
通常は観光目的の
拝観は行ってないって事で
今回の京の冬の旅は
迷わず転法輪寺をチョイス!

■鐘楼門■


そんなこんなで参拝開始
仁和寺の横にある
小さなお寺です

■鐘楼門■


2009年再建
竜宮造

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■鐘楼門■


梵鐘は1764年鋳造

■鐘楼門■


高さ 約2.7m
周囲 約1.2m
重さ 約4t

■鐘楼門■


そんなこんなで
鐘楼門をくぐると

■参道■


左 → 本堂
右 → 客殿

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■本堂■


浄土宗のお寺です

■本堂■


通称・関通さんと呼ばれる
お寺とのこと

■本堂■


本堂前には
白砂が敷かれたお庭

■本堂■


そんなこんなで
拝観受付を済まして
堂内に入ると

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■阿弥陀如来坐像■


はいドーーーン!

1758年作
通称・御室大仏
像高 約7.5m
京都最大級の仏像さん

■阿弥陀如来坐像■


北野から現在地へ移転の際
路面電車の架線が邪魔になった為
架線を切って
仏像さんを通過させ
この地に運んだんだと!

■阿弥陀如来坐像■


通常、如来さんは
胸元をザックリと開けた衣を
着用してますが
この阿弥陀さんは肌の露出が無く
どこかしら
おばちゃんの服のような衣を
着用してました

■阿弥陀如来坐像■


あっ、ちなみに
堂内の仏像&仏具は
全て撮影可でした!
住職さんいわく
『もったい振るようなモノが
無いので・・・』とのことです!

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■阿弥陀如来坐像■


光背に描かれた極彩色が
ステキでした

■阿弥陀如来坐像■


蓮華座の重厚感もステキ

■大木魚■


昭和時代中期頃作
直径 約1.2m
高さ 約1m
重さ 約200kg

■大木魚■


日本で2番目に大きい木魚

大木魚の前に置かれた
通常の木魚との比較・・・
デカ過ぎるっ!

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■釈迦大涅槃図■


1764年作
縦 約5.3m
横 約4.9m

■釈迦大涅槃図■


お釈迦さんの入滅を
嘆き悲しむ弟子達を始め
神や菩薩や動物や鳥や昆虫など
120体以上が描かれてます

■釈迦大涅槃図■


お釈迦さんを救う為に
母の摩耶夫人が
雲に乗ってやってくる様子

■釈迦大涅槃図■


摩耶夫人が
お釈迦さんを救う為に投じた
薬の入った袋・・・
しかし
摩耶夫人の願いも虚しく
お釈迦さんに届く前に
木に引っかかってしまいます
・・・嗚呼(涙)
ちなみに投薬という言葉は
このことが元になったとも

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■釈迦大涅槃図■


多くの生物の中で
唯一お釈迦さんの体に
触れている人物・・・
この老婆については
色々と諸説ありますが
真相は謎・・・
重要なメッセージが
込められてるはず

■釈迦大涅槃図■


全ての生物が
お釈迦さんの方を向いてるのに
猫だけはネズミを見てます
見てるというか狙ってます
食おうとしてます
ちなみにネズミは
お釈迦さんの使いとされてる為
多くの涅槃図では
ネズミの天敵である猫は
描かれてません
絵師の遊び心がステキです

■釈迦大涅槃図■


回想シーンでしょうか
スッポンポンの誕生仏を発見!
などなど
1枚の図に色々なメッセージが
込められた涅槃図
全て書くとキリがないので
このへんで!

■釈迦大涅槃図■


大仏さんの横には
涅槃図を収める木箱が!
当然ですがデカい!

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裸形阿弥陀如来像


室町時代作 賢問子作
像高 約90cm

裸形阿弥陀如来像


現存する裸形阿弥陀如来は
日本に5体だけしかおらず
その内の1体がこのお方!
子供姿の阿弥陀さんです

裸形阿弥陀如来像


いやはや~、初めて拝見する
裸形阿弥陀さんに感動!
心を丸裸にして拝む・・・
そんなこんなで
裸の付き合いをしたひと時

裸形阿弥陀如来像


大正時代以前に
着用していた袴らしい
今回の特別拝観の為に
お寺を整理していた時に
縁起巻物と戸張と共に
発見されたんだと!

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■客殿■


本堂の他に客殿でも
多数のお宝を拝見

■関通上人像■


江戸時代作

関通上人は
1696~1770年に
活躍した浄土宗の僧侶
『本願念仏を手形として
人間界の苦しみという関所も
必ず脱出できる』と悟った事から
関通と名乗ったお方

■十念名号■


法然上人の筆らしい

■十念名号■


・・・が
本物かどうかは
疑わしいらしい!
ちょっと笑ってまう

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■百万遍念珠■


関通上人考案の百万遍念珠!

■百万遍念珠■


なんと、1つの数珠で
1000000回数えられるらしい!

■百万遍念珠■


そんなこんなで
説明を読んでみるも
使い方がわからない為
ガイドさんに教えてもらう
熱心にマスターしようとする
嫁&嫁妹・・・めちゃ勉強熱心!
ちなみに私は早々に脱落

■客殿■


その後もガイドさんに
色々と教えてもらいながら
拝観を進めました

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■本堂■


そして再び
大仏さんの前に座りガイドを聞く・・・
結局、3回ガイドを聞きました・・・なかなか帰らない

■客殿■


そんなこんなで
最後は客殿の窓際で
甘茶とお菓子で一服

■客殿■


ステキな時間でした

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■御朱印■


御朱印は全5種類

■御朱印■


希望者には御朱印に
浄土宗紋・月影杏葉の
型押をしてもらえます
せっかくなので
5種類全てに押してもらいました

■御朱印■


記念に押してみました
結構、力がいるもんだなぁ

■境内の風景■


ステキなお寺でした