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壷阪寺(南法華寺)

■場所

奈良県高市郡高取町壷阪

■札所

西国三十三所 第6番

■由緒

703年、元興寺の僧・弁基上人がこの山で修行していた際、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した観音像を刻んで祀ったのが、このお寺の始まりらしい。 平安時代、清少納言が枕草子の中で『寺は壷坂、笠置、法輪・・・』と霊験のお寺として記しているらしい。 1007年、左大臣・藤原道長が吉野参詣の途中に、このお寺に宿泊したらしい。 室町時代、動乱に巻き込まれ、庇護を受けていた越智氏の滅亡と共に壷阪寺も衰退していったらしい。 最盛期には、36堂、60余坊を有する大寺院だったらしい。 京都・清水寺の北法華寺に対し、南法華寺といい、長谷寺と共に古くから観音霊場として栄えたらしい。

■参拝日

2016年4月30日

■日記

単眼鏡の旅、2日目。本日は嫁はんが大阪の友達と遊ぶとの事なのでソロ活動。 よって単眼鏡を独り占め!そんなこんなで、西国三十三所・第6番札所・壷阪寺に到着!まずは大講堂に安置された小ぶりな仏像群を拝観。 適度に遠くそして小ぶり・・・こんな時こそ単眼鏡の威力発揮!単眼鏡冥利につきます。その後、六角堂に安置された巨大な如意輪観音さんを観賞。 単眼鏡の出番・・・デカいものをさらにデカく見る。これまた単眼鏡冥利につきます。 慈眼堂に展示された異国の石仏を拝観。単眼鏡の出番・・・近い物をさらに近く見る。これまた単眼鏡冥利につきます。 室町時代建立の三重塔を観賞。単眼鏡の出番・・・水煙の先っちょまで高いとこもバッチリ。単眼鏡冥利につきます。 そんな感じでどこでも何でも単眼鏡で覗いてたんだけど、ハタから見たらヤバいヤツに見られがち・・・多分。 そんな事より、境内には巨大な石仏が大集合!境内からの眺めも良かったし、見所満載のお寺過ぎて、どうにもこうにも私好みのお寺でした! そんなこんなで、これにて西国三十三所・奈良編が終了! 西国三十三所も残り1ヶ所を残すのみとなりました!

■公式ホームページ

壷阪寺 >>

■ご朱印■

ご朱印

西国三十三所

  • 西国三十三所
  • 大観音石像
  • 大涅槃石像
  • 壷阪大佛
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単眼鏡の旅、2日目

■境内入口■


到着!

■境内の景色■


通称・壷阪寺

■境内の景色■


たくさんのお堂が
凝縮されたステキ寺観

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■大講堂■


境内に入って
すぐの所にあります

■大講堂■


堂内は仏像天国
お寺の方によると
写真撮影可とのこと!
ありがたや~

■大講堂■


弘法大師像 江戸時代作

■大講堂■


●不動明王立像
鎌倉時代作 像高96.4cm
●不動明王坐像
平安時代作 像高50.7cm

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■大講堂■


薬師如来坐像
鎌倉時代作 像高87.2cm

■大講堂■


薬師如来坐像
ステキです

■大講堂■


増長天立像
平安時代作 像高160.5cm

■大講堂■


多聞天立像
平安時代作 像高156.2cm

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■仁王門■


1212年建立

■仁王門■


1998年
台風で屋根が半壊したらしい
2003年
壷阪寺開創1300年の際
防災上の見地から
現在地に移築したらしい

■仁王門■


木鼻

■仁王門■


蟇股

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■仁王門■


仁王さん 吽形

■仁王門■


仁王さん 吽形
ビーチクちーたー

■仁王門■


仁王さん 阿形

■仁王門■


なんと背後には
釣金の助けがなく
自立しているという

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■仁王門■


大きな下駄がありました

■仁王門■


そんなこんなで
仁王門をくぐると

■多宝塔■


平安時代作の
大日如来坐像を安置

■多宝塔■


2003年
壷阪寺開創1300年を
記念して建立

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■灌頂堂■


2005年再建
壷阪寺再興に尽力した
高取城主・本多俊政が
寄進した因幡堂の部材を
使用して再建

■灌頂堂■


堂内

■灌頂堂■


十一面千手観音菩薩
室町時代作

■灌頂堂■


豊臣秀長像 1630年作
その他、江戸時代作の
本多俊政像を安置

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■手水舎■


■手水舎■


手水鉢にはお地蔵さん

■鐘楼■


ちょっとだけ
末広がった袴腰

■参道■


広い境内です

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■慈眼堂■


2006年再建
阿弥陀堂や回廊などの
古い部材を使用して再建

■慈眼堂■


堂内では
異国の石仏などが
拝観できます

■慈眼堂■


古そうです
ステキです

■慈眼堂■


仏頭コーナー
ステキです

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■八角円堂(本堂)■


江戸時代再建
真言宗系の
単立寺院です

■八角円堂(本堂)■


江戸時代再建
もとのお堂は
日本初の八角堂
という説があるらしい

■八角円堂(本堂)■


気合の入った組物&木鼻
ステキです

■八角円堂(本堂)■


細かなディテール
ステキです

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■八角円堂(本堂)■


堂内

■八角円堂(本堂)■


壷阪寺で有名ですが
正式名称は南法華寺

■八角円堂(本堂)■


そんなこんなで
はい、ドーン!
八角円堂には
巨大な十一面千手観音さんが
おられます

■八角円堂(本堂)■


十一面千手千眼
観音菩薩坐像
像高 240cm
眼の仏様として
親しまれてるらしい

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■八角円堂(本堂)■


ご本尊さんの裏は
ミニ宝物館となっております

■八角円堂(本堂)■


三尊仏塼
飛鳥時代作(複製)

■八角円堂(本堂)■


絵馬

■八角円堂(本堂)■


ステキなお堂でした

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■三重塔■


1497年建立

■三重塔■


国重文

■三重塔■


レベルハイ!
ステキです

■三重塔■


組物

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■禮堂■


室町時代建立 国重文

■禮堂と三重塔■


国重文コンビ

■お里観音■


人形浄瑠璃・壷阪霊験記の
舞台として有名なお寺らしい
壷阪霊験記をザックリ言うと
仲良く暮らす
盲目の沢市と妻のお里→
毎日、明け方になると
出掛けていくお里→
男ができたのではと
疑う沢市→
実は沢市の目が治るようにと
壷阪寺の観音さんに
願掛けに行っていたお里→

■お里沢市投身の谷■


目の見えない自分がいては
お里の足手まといになる
と思った沢市は
滝壺に身を投じる→
夫の後を追って
お里も身を投じる→
観音さんが助ける→
2人は助かり、沢市の目も
見えるようになる
みたいなストーリーです

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■眼鏡供養観音像■


像高 3m
メガネの供養観音さんです

■眼鏡供養観音像■


観音さんとマイメガネ

■眼鏡供養観音像■


観音さんと三重塔

■仏伝図レリーフ■


インドでの奉仕事業の
ご縁で始まった
国際交流・石彫事業の
一環として製作

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■魔除け橋■


■魔除け橋■


橋の前には
ひょうきんな鬼達

■魔除け橋■


魔除記念写真
写真を取って
魔を取ろう…
どういう意味!?

■魔除け橋■


とかなんとか言いつつ
知らない人に
写真を撮ってもらう
ってか、看板…
取って → ×
撮って → ○

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大釈迦如来石像など


むちゃくちゃ巨大です

大釈迦如来石像など


インドでの奉仕事業の
ご縁で始まった
国際交流・石彫事業の
一環として製作

大釈迦如来石像など


大釈迦如来石像
像高 10m

大釈迦如来石像など


千手観音菩薩像
像高 3.3m

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大釈迦如来石像など


普賢菩薩像
像高 3m

大釈迦如来石像など


文殊菩薩像
像高 3m

大釈迦如来石像など


増長天像(多分)
きしょく悪い邪鬼

大釈迦如来石像など


持国天像(多分)
なぜか人間が
踏まれてる

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■千手観音石像■


かなりの力作

■千手観音石像■


ちゃんと持物を
持ってます

■千手観音石像■


千手観音さんがいると
なぜかこれを
探してしまう

■千手観音石像■


あとこれも

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■天竺門■


■天竺門■


ここから何となく
テーマパーク感が
出てきます

■境内の風景■


トンネルをくぐり

■境内の風景■


ちょっとだけ
坂道を上ると

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■大観音&大涅槃像■


はい、ドーン!

■大涅槃石像■


1999年作
全長8m 重さ約30t

■大涅槃石像■


笑っちゃうくらい巨大

■大涅槃石像■


絶景を見ながら眠る
野球中継を見てる
お父さんの背中に似てる

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■大観音石像■


像高 20m
重さ1200t
笑っちゃうくらい巨大

■大観音石像■


インドで制作し
66個に分割して
日本に運んで
組み立てたという

■仏手■


これまた巨大

■境内の風景■


マーライオン的な
石像もいます

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■境内の風景■


石像の存在感が
ハンパない

盲老人ホーム発祥の地


1961年、日本で初めて
養護盲老人ホーム慈母園
が誕生したらしい

■慈母園■


境内には日本初の
盲老人ホーム慈母園が
あります

■境内からの景色■


奈良盆地を望む

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■絵馬■


■高取城跡■


お寺を出てすぐの所に
高取城跡ハイキング道の
入口があります