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敷津松之宮(大国主神社)

■場所

大阪府大阪市浪速区敷津西

■由緒

200年頃、神功皇后が三韓征伐から凱旋する際、凱旋報告をする為に住吉大社に向かっていたらしい。 航海の途中、敷津浜に荒波が打ち寄せられるのを見て『この松より上に潮が来ませんように』と3本の松を植え、 松の下に素戔鳴尊を祀って航海の安全を祈ったらしい。それがこの神社の始まりらしい。 摂社の大国主神社は、1744年に神託により出雲大社より分霊を勧請して創建した神社らしい。 商売繁盛のご利益のある神社で、東は今宮の戎さん、西は木津の大黒さんとして多くの人に親しまれているらしい

■参拝日

2019年2月17日

■日記

何度か神社前を車で通過した事があったんだけど、社標に大国主神社って書いてあるし大きく木津の大国さんって書いてあるから、 てっきり大国主神社なんだと思っていたら、正式な社名は敷津松之宮! どうやら摂社である大国主神社の方が有名になったパターンの神社のようです。 道頓堀川には大黒橋ってのがあって、大国主神社の参道だったことが橋の名の由来なんだと。 同じく道頓堀川にはグリコの看板で有名な戎橋があり、こちらは今宮戎神社の参道だったことが橋の名の由来なんだと! 1つの川にダイコクさんとエビスさんがいるなんてステキ過ぎるじゃないですか。縁起がいいし何だかめでたい!さすが商人の街って感じです。 そして大国主神社と今宮戎神社は大阪七福神めぐりの1社で、十日戎の日は両社参りをする人で賑わうらしいです。 そんなこんなで、大国主神社と今宮戎神社はセットのようです。って事を、全て帰宅後に知る! くぅ~、今度大阪に行った時、大黒橋と戎橋の両渡りしよ!

■ご朱印■

ご朱印

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敷津松之宮の鳥居


南側に
敷津松之宮の鳥居

大国主神社の鳥居


そして東側には
大国主神社の鳥居

大国主神社の鳥居


通称・木津の大国さんと呼ばれ
地元民に親しまれている
神社とのこと

大国主神社の鳥居


いつも車で通過する通りに
デカデカと木津の大国さん
って書いてあるから
てっきり大国主神社なんだと
思っていたけど
正式な社名は敷津松之宮で
大国主神社は敷津松之宮の
摂社なんだと!

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敷津松之宮の鳥居


そんなこんなで
まずはメインである
敷津松之宮から参拝!

■手水舎■


あんなにもデッカい屋根を
こんなにもほっそい柱で
支えてる!何だか感動!

■狛犬①■


岡崎現代型の狛犬

■狛犬②■


量産品です

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敷津松之宮の拝殿


主祭神は素盞嗚尊、大国主命
配神として
事代主命、奇稲田姫命
少彦名命、八柱御子神を祀る

敷津松之宮の拝殿


拝殿にはデカデカと氏神様
きっと
大国主神社と間違わない為の
配慮なんだろうと勝手に推測

敷津松之宮の拝殿


んでもって
拝殿前には大黒天さん
・・・って待て!
敷津松之宮に
大国主命が祀られていて
大国主神社にも
大国主命が祀られている
・・・ややこしーーーっ

敷津松之宮の本殿


ちなみに大国主さんは
スサノオの子孫

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大国主神社の鳥居


そんなこんなで
いったん境外に出て
今度は大国主神社を参拝!

大国主神社の参道


参道から大国主神社を望む
摂社である大国主神社の方が
メイン感があるのはなぜだろう

■狛ネズミ①■


古事記によると
火に取り囲まれた大国主命に
地下に洞穴があることを教えて
大国主を救ったのがネズミ!
っ事で、狛ネズミ?

■狛ネズミ②■


ってか、大黒天の持ち物である
打出の小槌と米俵を
持ってるのが面白いです!
恩人であるネズミを
デッチとして扱ってるのか?
はたまた主の持ち物を
強奪したか?

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大国主神社の本殿


大国主命を祀る
敷津松之宮の摂社です
大阪七福神めぐりの1つ

大国主神社の本殿


敷津松之宮同様
デカデカと大国様と
書かれてます

大国主神社の本殿


そして黄金の打出の小槌が!
今、打出の小槌がキテるって
みうらじゅんさんが
言ってたけど!
果たしてくるのか!?
打出の小槌ブーム!

大国主神社の本殿


味のある大黒天さんの絵

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■境内の風景■


面倒臭いことを言うと
大国主 → 神道の神
大黒天 → ヒンドゥー教の神

密教の伝来と共に
大国と大黒のダイコクつながりで
習合しちゃいました
って事で、厳密にいえば
大国主 = 大黒天じゃないですが
そこは突っ込まずに楽しもう!

■境内の風景■


ちなみにこの地には
『えびす・だいこく両社詣って
本まいり』という
風習が残っており、十日戎の際
今宮戎神社と合わせて
参拝すると縁起が良いらしいです
今宮戎神社のご祭神・事代主神は
大国主命の子なので
親を祀る大国主神社を
参拝してから
今宮戎神社を参拝するのが
良いとされてます

■境内の風景■


敷津松之宮の参道と
大国主神社の参道の交差点

■境内の風景■


左 → 大国主神社
右 → 敷津松之宮

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■楠稲荷社■


宇迦之御魂神を祀る

■白龍明神社■


境内末社です

■引退狛犬■


境内の片隅に
3体の引退狛犬がおられました

■引退狛犬■


プンプンしてますわぁ
何だか喧嘩してるみたい
向き合って
置いて欲しかったなぁ

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■木津勘助像■


木津勘助は
江戸前期に活躍した開拓者で
この地域の開発に
尽力した人らしい

■折口信夫の歌碑■


折口信夫は
大正~昭和初期に活躍した
大阪市浪速区出身の
国文学者&民俗学者&歌人

■絵馬①■


日出大黒神の絵馬
大国主神社の本殿内に
巨大な日出大黒神の像が
おられました

■絵馬②■


二股大根の絵馬