■場所
広島県広島市佐伯区五日市町石内
■由緒
783年、豊前国・宇佐神宮より分霊を勧請し、水晶城山麓に小祠を建立して祀ったのが始まりらしい。
平安時代末期、源平合戦の際、源氏軍の大将・源範頼がこの地に陣を張り、篤く崇敬したらしい。
1541年、大内氏の家臣で水晶城主・麻生右衛門が現在地に移築したらしい。
その後、毛利氏や浅野氏などの武家が崇敬し、社領の奇進や武具などを奉納したらしい。
1908年、石内地区の無格社4社を合祀したらしい。
■参拝日
2018年10月24日
■日記
臼山八幡神社に到着!口の中の玉が動くタイプの狛犬に久々に出会えたので、喜びを爆発させてしまったひと時。
ニヤニヤしながら、ゴロゴロ、ゴロゴロと玉を動かす中年ボーイ。ゴロゴロ、ゴロゴロ、永遠に溶けない飴ちゃんみたい。
お寺では仁王さん、神社では狛犬ちゃん、いちいち立ち止まって観察するのでなかなか前に進めません。
きっと私は、球をコネコネして、なかなかボールを投げないピッチャーみたいなヤツ。前戯が長い。
そんな事より、境内には石内出身で近代洋楽の祖といわれる永井建子さんの碑がありました。恥ずかしながら永井建子さんの事は無知なもんで。
ずっと女性をイメージしながら石碑の文を読んでたんだけど、男性だったんですね、建子さん!帰宅後、インターネッツで調べてた時に知りました!
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■境内入口■
到着!
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■注連柱■
引っ張りたい~ぃ
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■参道■
階段を上ると
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■石柱■
1903年建立 征清大勝紀念 陸海軍大勝利と 刻まれてました って事で、日清戦争の勝利を 記念して建立したもの
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■鳥居■
○政4年建立 判別できませんでした 寛政?文政?安政? このどれかの4年に建立
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■狛犬①■
1878年作
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■狛犬②■
構え獅子タイプの狛犬
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■手水舎■
1976年建立
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■狛犬③■
1902年作
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■狛犬④■
構え獅子タイプの狛犬
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■狛犬④■
口の中の玉が 動くタイプの狛犬でした
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■狛犬④■
ゴロン♪ それにしても スゴい技術だなぁ
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■拝殿■
応神天皇、神功皇后 仲哀天皇を祀る
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■拝殿■
1814年建立 千鳥破風付きの 立派な拝殿でした
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■拝殿■
木鼻
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■拝殿■
いい仕事してます 阿さんの方は ベロが出てて可愛い
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■拝殿■
拝殿内には 那須与一の扇の名シーンなど 武将系の絵馬が たくさん掲げられてました
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■拝殿■
その中で 1番気をひいたのがコレ めっちゃイカついギターを 弾いてる風の絵馬 どうにもこうにも カブキロックスを思い出す世代
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■本殿■
1814年建立
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■本殿■
唐破風付きの 立派な本殿でした
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■新宮神社■
伊邪那美命、速玉之男命 事解之男命を祀る
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■新宮神社■
立派な境内社です
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■新宮神社■
獏の木鼻 クルッとなったお鼻が 可愛い
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■新宮神社■
新宮神社の前には 樹齢250年以上と推測される 大木の切り株がありました 傷みがひどく 倒木の危険がある為 2015年に伐採
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■稲荷神社■
宇迦之御魂神を祀る
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■稲荷神社■
鳥居の足元には エビスさんのお面が
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■稲荷神社■
・・・踏まれてる
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■稲荷神社■
本殿
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■永井建子の生誕地■
ここで永井建子が 生まれたらしい ちなみに永井建子は 明治~大正時代に活躍した 陸軍軍楽隊第6代楽長 音楽家、作曲家 日本近代洋楽の祖と いわている人らしい
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■永井建子の記念碑■
永井建子記念碑に続く道には 軍歌の元寇や雪の進軍など 永井建子の代表作が 刻まれた石が並んでました
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■永井建子の記念碑■
永井建子の地元 石内尋常小学校を始め 古田小学校、崇徳学園 広陵中学校、早稲田実業学校 拓殖大学の校歌も 作曲したらしい
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■永井建子の記念碑■
ずっと女性をイメージしながら 碑文を読んでたんだけど 男性だったんですね、建子さん! ちなみに建子と書いて 『けんし』と読むらしい 『たてこ』と読んでました! 失礼しましたっ!
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■イヌマキ■
樹高 25m 胸高幹周 2.6m イヌマキの巨樹は少なく 広島県で幹周2m以上のものは 仏通寺とこの神社の 2本しかないらしい
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■杉の切り株■
樹齢350年以上と推測される 杉の切り株がありました 前方に傾いて 危険になったため伐採 その一部材で拝殿の扁額や 新宮神社の廊下床板などを 作ったらしい
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■拝殿の扁額■
ちなみにこれが 伐採された杉で 作った扁額
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■石垣と玉垣■
1940年建立 皇紀二千六百年を 記念して建立 谷積の立派な石垣でした
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■水晶城址■
平安時代末期に 築城された連郭式山城 主な城主は 厳島神主家、大内氏
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■水晶城址■
あの山に 水晶城の跡があるらしい いつか機会があったら 登ってみたいと思ってる
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